日本手話で学びたい!
発売日:2023年7月
- ページ数
- 171p
- ISBN
- 978-4-8234-1210-3
- 著者情報
- 佐野 愛子(サノ アイコ)
立命館大学教授。トロント大学大学院オンタリオ教育研究所にてM.A.(第二言語教育)、北海道大学にて博士(学術)取得。専門はバイリンガル教育・英語教育
佐々木 倫子(ササキ ミチコ)
桜美林大学名誉教授。国立国語研究所日本語教育センター日本語教育指導普及部長、桜美林大学教授・言語教育研究所長などを歴任。米国アメリカン大学大学院にてM.A.(言語学)取得。専門はバイリンガルろう教育・日本語教育学
田中 瑞穂(タナカ ミズホ)
もと札幌聾学校教諭。北海道教育大学にて修士(教育学)取得、現在北海道大学大学院博士課程在籍。専門はバイリンガルろう教育
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商品説明
手話話者の権利を訴えた『手話を言語と言うのなら』(2016)が刊行されて7年が経つが、日本手話を第一言語とするろうの子どもたちが学ぶ環境は依然として厳しい状況のままである。札幌聾学校において日本手話で学ぶ権利を求める訴訟が起こる中、国内外のろう・聴の研究者がともにその専門的見地からろう教育における自然言語としての手話の重要性を訴える。
執筆者:オードリー・クーパー、菊澤律子、クリステル・フォンストロム、佐々木倫子、佐野愛子、ジム・カミンズ、杉本篤史、田中瑞穂、デボラ・チェン・ピクラー、戸田康之、富田望、ポール・ドゥディス、松岡和美、明晴学園、森壮也
目次
この本を読んでくださる方へ
序章日本手話をないがしろにし続けるろう教育―札幌聾学校訴訟まで― 田中瑞穂・佐々木倫子・佐野愛子
1.日本のろう教育の流れ
2.隠された当事者の声
3.札聾の二言語教育
3.1聴能主義下の日本手話クラス
3.2二言語で学ぶ子どもの成長
3.3成長する二言語教育
4.暗転する二言語教育
第1部ろう教育における「手話」
第1章 日本手話とはどういう言語か 森壮也
1.はじめに
2.日本手話
3.日本手話と手指日本語(日本語対応手話)
4.まとめ
第2章 ろう児の発達における日本手話の重要性 松岡和美
1.はじめに
2.日本手話と日本語対応手話(手話アシスト日本語)
3.動画に見られる違い
4.ろう教育におけるろうコミュニティの手話の重要性
5.おわりに
第3章 日本手話と日本語対応手話の特徴と違い 菊澤律子
1.はじめに
2.「日本語」「日本語対応手話」「日本手話」の共通点と相違点
2.1「日本語」「日本語対応手話」「日本手話」の概要
2.1.1「日本手話」の言語としての構造と特徴
2.1.2「日本手話」と「日本語対応手話」の違い
2.1.3「日本手話」と「日本語対応手話」の違いが認識されづらいのはなぜか
3.誰もが輝ける社会につながる教育の実現を!
第2部 ろう教育で用いられるべき言語
第4章 札幌聾学校の授業言語について ジム・カミンズ(訳 佐野愛子)
1.札幌聾学校における方針転換
2.自然手話の能力と他の学力との関係
3.さいごに
第5章 自然手話とろう教育 デボラ・チェン・ピクラー,ポール・ドゥディス,オードリー・クーパー(訳 松岡和美・佐野愛子)
1.はじめに
2.自然な手話言語への早期アクセスはろう・難聴児に対する公平な教育機会への第一歩である
3.自然手話+同じ地域の音声言語に基づく書記言語のバイリンガル教育環境は、着実な学力の発達を支えるものである
4.音声言語に対応させた手指システムは、言語処理・理解の面で自然 ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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