初等算数科教育法序論
発売日:2023年8月
- ページ数
- 258p
- ISBN
- 978-4-320-11496-8
- 著者情報
- 黒田 恭史(クロダ ヤスフミ)
1990年大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、京都教育大学教育学部教授。専攻は数学教育学、教育生理学
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商品説明
小学校における算数科は国語科に次いで指導時間数が多く、また理解の可否が顕著に表れる教科でもあることから、児童およびその保護者からの得意不得意、好き嫌いへの関心は高い。
また、高学年になるにつれ内容の抽象化が進むため、ひとたび児童の理解が追い付かずに置いて行かれてしまうと、
その後の中学高校での数学科の理解にも多大な影響が及ぶおそれもあることから、算数科の教育法について深く検討していくことは非常に重要である。
本書は、文部科学省「全国学力学習状況調査」の結果を算数科全体の領域ごとに分析し、児童の算数に対する認識の特徴、誤りの傾向などを捉えて、算数教育の現場に活かすことを目指した書籍である。
本書を構成する全10章のうち、前半5章では、算数教育の目標、歴史、学力調査と評価、ICT活用、数学的モデリングについて最新の研究成果も交えて概観している。
後半5章では、算数の各領域での教育内容と、実際の現場での授業づくりについて解説する。
小学校教員を目指す学生はもとより、現職の小学校教諭の授業内容に、新たな創意をもたらす書籍となるように工夫を凝らしている。
目次
第 I 部 算数教育の要点
第1章 算数教育とは
1.1 科学とは何か
1.1.1 科学の進展
1.1.2 行動主義心理学の挑戦
1.1.3 医術から医学への転換
1.2 科学としての数学教育学
1.2.1 科学になるためには教育学に何が必要か
1.2.2 教育学と教育実践の新たな関係構築に向けて
1.2.3 医療と教育実践の相違
1.2.4 教育実践における一般性の追究
1.2.5 数学教育学の専門分野
1.3 算数教育の目標
1.3.1 学習指導要領における教育全般の目標
1.3.2 学習指導要領における算数教育の目標
1.3.3 これからの算数教育に期待されること
第2章 数学教育史
2.1 学制教育令期における数学教育
2.1.1 学制以前の数学教育(和算時代)
2.1.2 学制期(明治初期-1879 年頃)
2.1.3 教育令期(1879-1886 年頃)
2.2 学校令期における数学教育
2.2.1 学校令期(1)(1886-1900 年頃)
2.2.2 学校令期(2)(1900-1930 年頃)
2.2.3 学校令期(3)(1930-1945 年頃)
2.3 数学教育史II(学習指導要領の変遷)
2.3.1 経験主義生活単元学習(1945-1958 年頃)
2.3.2 系統学習(1958-1968 年頃)
2.3.3 数学教育現代化(1968-1977 年頃)
2.3.4 基礎基本とゆとり(1977-1989 年頃)
2.3.5 新学力観(1989-1998 年頃)
2.3.6 生きる力(1998-2008 年頃)
2.3.7 脱ゆとり,生きる力のはぐくみ(2011-2017 年頃)
第3章 学力調査と評価
3.1 国際的な学力調査
3.1.1 TIMSS
3.1.2 PISA
3.2 日本国内の学力調査
3.2.1 全国学力調査とは
3.2.2 全国学力調査の検討課題
3.3 評価
3.3.1 評価のあり方とブルームの3 つの評価
3.3.2 学習指導要領における評価
3.3. ほか
商品詳細
- 出版社名
- 共立出版
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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