ヨーロッパ中世のジェンダー問題 異性装・セクシュアリティ・男性性

赤阪俊一/著

発売日:2023年8月

  • ヨーロッパ中世のジェンダー問題 異性装・セクシュアリティ・男性性
  • ヨーロッパ中世のジェンダー問題 異性装・セクシュアリティ・男性性
ページ数
424p
ISBN
978-4-7503-5614-3
著者情報
赤阪 俊一(アカサカ シュンイチ)
元埼玉学園大学教授。現関西学院大学大学院非常勤講師

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商品説明

西洋中世世界のジェンダー構造について、とりわけキリスト教における性の観念に注目し、男装と女装、レイプ・売春、マスキュリニティ(男性性)といった観点から、一般読者にもわかりやすい語り口で詳述する。現代のジェンダー問題への示唆にも富む一冊。

目次

はじめに

第一章 衣服のジェンダー論
 1 衣服とは何か――衣服の文化論
 (1)何のために衣服を着るか
 (2)ジェンダーを決定する衣服
 (3)ジェンダーとセックス
 2 衣服の権力論
 (1)権力とジェンダー
 (2)衣服条例とは何か
 (3)ジェンダー構造を維持するための衣服条例
 (4)衣服規制とファッション
 3 前近代の服装論
 (1)旧約聖書の服装論
 (2)新約聖書の服装論
 (3)教父たちのおしゃれ批判
 (4)トマス・アクィナスの衣服論
 (5)ルネサンスの衣装論

第二章 異性装論
 1 異性装という問題
 (1)「異性装」という言葉の登場
 (2)禁じられている異性装
 2 聖女たちによる男装
 (1)女性の聖人たち
 (2)『黄金伝説』に登場する男装の聖女たち
 (3)ヤコブスは男装聖女たちをどのように見ていたか
 (4)シェーナウのヒルデグントの場合
 (5)女たちはなぜ男装をしたのか
 (6)男になる
 3 騎士となった女性――『シランス』の場合
 (1)『シランス』という物語
 (2)名は体を表す
 (3)行動がジェンダーを決定する
 (4)マーリン
 (5)封建制
 (6)〈生まれ〉と〈育ち〉
 4 手段としての女装
 (1)女に近づく手段としての女装
 (2)売春の手段としての女装
 (3)演劇空間における女装
 (4)『女性への奉仕』を読む
 (5)ウルリヒはなぜ女装をしたのか
 (6)ウルリヒの女装は男装者とどのように違っていたのか
 (7)マスキュリニティと女装

第三章 セクシュアリティとジェンダー
 1 西洋中世におけるレイプの構造
 (1)レイプは歴史を持っているか
 (2)古代ローマの法に見るレイプ
 (3)ゲルマ ほか

商品詳細

シリーズ名
世界人権問題叢書 115
出版社名
明石書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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