世俗化論の生成 宗教という問いのゆくえ

諸岡了介/著

発売日:2023年7月

  • 世俗化論の生成 宗教という問いのゆくえ
  • 世俗化論の生成 宗教という問いのゆくえ
ページ数
266p
ISBN
978-4-623-09517-9
著者情報
諸岡 了介(モロオカ リョウスケ)
1976年生まれ。東北大学文学研究科(人間科学専攻・宗教学)博士課程後期修了。文学博士(東北大学、2007年)。現在、島根大学学術研究院教育学系教授

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商品説明

近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。思想史や社会学史の上にこの概念の形成過程をたどるとともに、今日宗教社会学内外にわたって繰り広げられている世俗化に関する議論を詳細に分析、近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。

近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。思想史や社会学史の上にこの概念の形成過程をたどるとともに、今日、宗教社会学内外にわたって繰り広げられている世俗化に関する議論を詳細に分析、近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。

目次

凡 例

序 章 問題の所在と本書の構成
 1 本書の構成
 2 世俗化論とは何か
 3 従来の学説史理解の問題点
 4 本書における世俗化論の扱い


 第I部 世俗化の概念史――19・20世紀思想における展開

第1章 19世紀の世俗化概念――SecularizationとVerweltlichung
 1 世俗化概念の発端
 2 ドイツ語圏での展開
 3 オーギュスト・コントの場合?
 4 ヴィクトル・クザンとその影響
 5 19世紀英語圏における世俗化概念?
 6 世俗主義運動の登場

第2章 神学と社会学のはざま――世俗化概念のキーワード化へ?
 1 マックス・ヴェーバーの場合?
 2 エルンスト・トレルチの場合?
 3 エミール・デュルケームの場合?
 4 カール・シュミットによる新しい用法
 5 ドイツ神学の展開とフリードリヒ・ゴーガルテン?

第3章 ヨーロッパからアメリカへ――世俗化諸理論の登場前夜?
 1 ドイツからの思想の移動
 2 アメリカ宗教論の展開
 3 アメリカにおける「宗教復興」とウィル・ハーバーグ
 4 英米における世俗神学の流行
 5 フランスにおける「非キリスト教化」論の動向
 6 宗教社会学における世俗化諸理論の登場

第I部小括 世俗化論の歴史性


 第II部 世俗化の基本的諸理論――宗教社会学における興隆

第4章 ブライアン・ウィルソン――新宗教運動と世俗化?
 1 ウィルソンの世俗化認識
 2 ウィルソンのセクト研究?
 3 セクト・新宗教運動と世俗化
 4 ウィルソンにおける宗教の規定
 5 宗教の衰退命題とウィルソン?

第5章 デイヴィッド・マーティ――削除の提言から「一般理論」へ
 1 マーティンの世俗化概念批判?
 2 マーティンの「世俗化の一般理論」
 3 ペンテコステ運動とその近代性?

第6章 タルコット・パーソンズ――社会進化と世俗化??
 1 『社会システム論』における〈宗教〉
ほか

商品詳細

シリーズ名
MINERVA社会学叢書 65
出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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