草軽電鉄物語 高原の記憶から Long Way Home
発売日:2023年7月
- ページ数
- 279p
- ISBN
- 978-4-7840-7421-1
- 著者情報
- 芦原 伸(アシハラ シン)
1946(昭和21)年生まれ。名古屋市育ち。北海道大学文学部卒。紀行作家、ノンフィクション作家。週刊誌、月刊誌の編集記者を経て独立。1979(昭和54)年、企画創作集団「グループ・ルパン」を創設、2007年(平成19)年、出版社「天夢人Temjin」を設立。『旅と鉄道』『SINRA』の編集長を歴任する。2019(平成31)年退職、以後専業作家となる。現場主義(フィールドワーク)を貫き、各地の取材、執筆活動に取り組み、国内はもとより、海外取材は70ヵ国を超える。日本旅行作家協会、日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員。主な著作に『被災鉄道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)『シルクロード鉄道見聞録』(講談社)『森の教え、海の教え』(天夢人)『ラストカムイ』(白水社)『北海道廃線紀行』(筑摩選書)『旅は終わらない』(毎日新聞出版)など
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商品説明
湯客と物資の輸送、戦争と開拓、映画と文学、地域づくり。機関車「カブトムシ」の遙かなる旅路―。浅間山麓を越え名湯草津に至る55.5km“夢の鉄路”の痕跡をつぶさにたどり人々の忘れ得ぬ思いと、その歩みに迫る。
かつて長野県の避暑地軽井沢の駅前と群馬県の名湯草津温泉の55.5kmを、浅間山麓を越えて結んでいた草軽電気鉄道。全線の廃止から既に60年以上が過ぎ、その痕跡をたどることは既に難しくなっていますが、それでも所々には軌道敷や駅、鉄橋の跡を確かめることができ、現在でもその廃線跡をたどる旅には根強い人気があります。
一方、沿線の人々には今なお「草軽」の記憶が息づいています。「カブトムシ」機関車が牽引し、草津への湯客や沿線で採掘される硫黄をのんびりと輸送。戦時の出兵や大陸からの引き揚げ後の高原の開拓。日本初のカラー映画の舞台になったり、沿線に滞在した著名作家が作品の舞台にしたり。そして今も続く地域の振興……。
紀行作家、ノンフィクション作家の著者が、廃線跡を歩いて痕跡を確かめつつ、沿線の首長や住民らの記憶を丹念にたどり、夢の高原鉄道がのんびりと走っていた時代に思いをはせます。鉄道現役当時の貴重な写真も折り込み、巻末には主要ポイントを地図で示す「廃線跡の歩き方」も収録しています。
目次
はじめに 「高原の記憶」を追う
第一章 邂逅(かいこう)[新軽井沢]
第二章 落葉松(からまつ)[新軽井沢―旧軽井沢―三笠]
第三章 新天地[三笠―鶴溜―小瀬温泉]
第四章 分教場[小瀬温泉―長日向]
第五章 斑猫(はんみょう)[長日向―国境平]
第六章 希望[浅間山噴火]
第七章 蟋蟀(こおろぎ)[国境平―二度上―栗平]
第八章 霊峰[北軽井沢]
第九章 満蒙(まんもう)[北軽井沢―嬬恋]
第一○章 一寸釘[嬬恋―上州三原]
第一一章 洋燈(らんぷ)[東三原―谷所]
第一二章 追憶[草津温泉]
第一三章 残照[草津温泉―軽井沢]
廃線の歩き方
関連年表
あとがき
商品詳細
- 出版社名
- 信濃毎日新聞社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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