どの島も孤島ではない イギリス文学瞥見
発売日:2023年7月
- ページ数
- 155,33p
- ISBN
- 978-4-622-09628-3
- 著者情報
- ギンズブルグ,カルロ(ギンズブルグ,カルロ)(Ginzburg,Carlo)
歴史家。1939年、イタリアのトリーノに生まれる。ピサ高等師範学校専修課程修了。ボローニャ大学・近世史講座教授、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校教授を経てピサ高等師範学校教授
上村 忠男(ウエムラ タダオ)
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
イギリス文学は異種混交。人がどう書物を読んで自分のものにするかは予測がつかない。テクストと想像力はジャンプして、海を越え、時をまたいで伝播する。
エリザベス朝イングランドの詩人ジョン・ダンは「どの人間も孤島ではない」と謳った。ギンズブルグはこれを「どの島も孤島ではない」と読み替え、海洋帝国をなした島国・イギリス文学の異種混交性を四つの世界的パースペクティヴのもとでえがく。
スペイン人司教がトマス・モアの『ユートピア』=「どこにもない場所」をつくろうとしてメキシコに建設した救貧院。
16世紀の英語韻文をめぐるテクニカルな論争が、イギリス人のアイデンティティ構築にいかに深くかかわったか。
近代小説の起源を語るさいに欠かせないスターン『トリストラム・シャンディ』がフランスの思想家ピエール・ベールの『歴史批評辞典』と形態学的に類似し、気まぐれにくねくねと進行する意味。
人類学者マリノフスキが西洋の経済原理では理解できない交換制度「クラ」を南洋で見いだす発想源になったスティーヴンソンの小説「壜の小鬼」と、満月の夜のプラトン的体験。
著者はサバトのフォークロア的根源にかんする研究『夜の歴史』の刊行以降、真実に接近するべく試みを重ねて紆余曲折する《エッセイ》という形式を採用しながら、文献学的論考を発表してきた。本書では文学を対象に「読むことと書くことの関係』を追う。
目次
謝辞
序論
第一章 どこにもない場所から見た旧世界と新世界
第二章 他者としての自己――エリザベス朝時代イギリス人のアイデンティティ構築
第三章 起源の探求――『トリストラム・シャンディ』再読
第四章 トゥシタラと彼のポーランド人の読者
訳者あとがき
注
人名索引
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:No Island Is an Island
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。