当事者研究の誕生

綾屋紗月/著

発売日:2023年6月

  • 当事者研究の誕生
  • 当事者研究の誕生
ページ数
475p
ISBN
978-4-13-066410-3
著者情報
綾屋 紗月(アヤヤ サツキ)
東京大学先端科学技術センター当事者研究分野准教授、当事者研究会「おとえもじて」主宰。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士後期課程修了、博士(学術)

¥5,940 税込

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商品説明

「当事者研究ってなんだろう?」当事者研究を生み出した「周縁化された経験」とは何だったのか。障害者運動や依存症自助グループなどの系譜の中に当事者研究を定位し、著者自身の研究を再訪する。

目次

序 章
 本書の問題意識
 当事者研究の方法・理念・歴史を探究する
 当事者の知恵の蓄積の上に当事者研究を位置づける
 本書の目的
 本書の構成
 本書が対象とするデータ

第I部 当事者活動における当事者研究の歴史的位置づけ
 第I部 はじめに

第1章 力を取り戻す――難病患者・障害者運動の系譜
 第1節 障害者運動とエンパワメントの思想
 第2節 向谷地生良を介した難病患者・障害者運動の影響
 第3節 浦河における当事者活動の始まり
 第4節 まとめ

第2章 無力を認める――依存症自助グループの系譜
 第1節 AAの日本到来とアディクション治療の展開
 第2節 川村敏明を介した依存症自助グループの影響
 第3節 浦河における当事者活動の醸成
 第4節 まとめ

第3章 当事者研究の誕生――ふたつの当事者活動の系譜の合流
 第1節 「社会進出」のツールとしてのSST
 第2節 浦河AAとアディクション治療
 第3節 当事者研究の始まり
 第4節 依存症自助グループへの当事者研究の還流
 第5節 まとめ

第II部 周縁者としての自閉スペクトラム者の当事者研究
 第II部 はじめに

第4章 障害者運動からみた自閉スペクトラム症概念批判
 第1節 混沌:言語化できない「わからなさ」
 第2節 障害の社会モデルに基づく従来の自閉スペクトラム症概念批判
 第3節 さらなる周縁化のツールとして用いられる自閉スペクトラム症概念
 第4節 まとめ

第5章 身体的自己感の当事者研究
 第1節 意味のまとめあげ困難
 第2節 行為のまとめあげ困難
 第3節 他者との階層の差異がもたらす困難
 第4節 まとめあげ困難がもたらす「夢侵入」
 第5節 不安定な身体的自己感
 第6節 周囲の配置転換と自己感の安定化
 第7節 まとめ

第6章 自己身体を基点とした社会変革としての情報保障
 第1節 記号のまとめあげにおけるすれ違い
 第2節 身体的特徴 ほか

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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