月性を読む 幕末「海防僧」の漢詩と建白書
発売日:2023年6月
- ページ数
- 324p
- ISBN
- 978-4-8421-0828-5
- 著者情報
- 愛甲 弘志(アイコウ ヒロシ)
1955年、鹿児島県に生まれる。現在、京都女子大学名誉教授
上田 純子(ウエダ ジュンコ)
1968年、愛媛県に生まれる。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。専攻、日本近世史
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商品説明
ローカル知識人、天下国家の変革に挑む。詩才学識を駆使して身分の壁を突破し、欧米列強の開国圧力に抗して、国防体制の大変換を武士だけでなく民衆にも訴えた一人の真宗僧がいた…近代日本の「国民」誕生を読み解くテキスト。中高生から読める“月性読本”。原文・書き下し文・現代語訳を対照。注釈・鑑賞・解題・用語解説付き。漢詩文の読解を通じて、歴史のリアルに触れる。幕末がわかる、維新がみえる。
"近代日本の「国民」誕生を読み解く!
真実の憂国詩と建白書、『月性を読む』で解き明かす。
・「封事草稿」と「内海杞憂」とは、本書において初めて、その全文が公刊される。
・月性の言論活動・政治活動の2大テーマである
""藩政改革”や""尊王攘夷”に関し、その地域的・歴史的・思想的状況を詳しく注釈する。"
目次
月性とは誰か?はじめに 上田純子 3
1 漢詩選 愛甲弘志
解説 時代が動く、詩魂がたぎる 2
異郷のうた
懐いを秋晩香に寄す6
精里除夜12
雨中に長崎に入る14
旅夜16
コラム 漢詩豆知識19
故郷のうた
丙申早春21
村外散歩24
広島自り遠崎に帰る舟中27
古紙を検して土井士強の戯れに余の肖像を画けるを得たり29
日前途上口占36
交情のうた
珮川先生令嗣立大君を携えて余を精里の寓居に訪ねらる前韻に畳ねて以て呈す38
臥虎山の歌坂井先生に贈る41
志のうた
亡祖聞名院の大祥忌に賦して以て懐いを誌す 五首56
将に東游せんとして壁に題す 二首64
コラム 幕末維新の漢詩 70
憂国のうた
詩を作る71
執政浦大夫父子延見す此を賦して下執事に呈す80
紙鳶97
雨中に須佐に入る98
写真 「作詩」稿本 79
2 建白書 上田純子
解説 方外にあって、天下国家を論ず 102
封事草稿106
解題 106
閣下の立派な御意志に応えて、直言いたします110
天、幕府の失政を怒る115
天変地異と外国船の来航118
二百余年の太平の末に124
戦って後に備える128
今こそ王政復古の好機会132
非常の変乱には非常の政治135
改革すべきは速やかに改革を140
改革には能力主義の人材登用を142
権要の職は頻繁に交替させない145
漢室中興の祖、宣帝の治世に学ぶ150
非常の改革は適材適所の人材登用から154
倹約令は、枝葉末節、本末転倒のありさま158
参勤交代の経費を削減せよ163
奥向きをはじめ江戸邸の経費を削減せよ168
幕府対策機密費を削減せよ173
千載一遇、相模国の警衛は大改革の好機会177
特別会計の撫育金を放出せよ180
参考=秋良敦之助欄外加筆184
決然と国家百年の大弊改革を 187
コラム 「清狂」する月性―清狂の号について113
写真 尊攘堂本「封事草稿」内表紙109
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 右文書院
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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