暗い庭 聖人と亡霊、魔物と盗賊の物語
発売日:2023年6月
- ページ数
- 226p
- ISBN
- 978-4-336-07515-4
- 著者情報
- デル・バリェ=インクラン,ラモン(デルバリェインクラン,ラモン)(del Valle‐Incl´an,Ram´on)
1866年ポンテベドラ生まれ。一九世紀末から二〇世紀初頭のスペイン文学を代表する作家、小説家、劇作家、詩人。1902年から1905年にかけて発表された小説『ソナタ』四部作により作家的地位を築き、モデルニスモやフランス象徴主義の影響を受けた作品を多く発表した。マドリッドのバリェ=インクラン劇場、2006年創設のバリェ=インクラン演劇賞は彼の名に因む。スペインのいわゆる「98年世代」に属する作家で、世紀末趣味に満ち、芸術のための芸術を指向する作品を多く残した。奇抜な風体と奇行で知られ、背徳的な冨や勇、恐怖といったテーマ、色彩に富み、独持のリズムを持った文体、そしてブラック、時にナンセンスに近づくユーモアで、独特の世界を創り上げている。1936年サンティアゴ・デ・コンポステーラで逝去
花方 寿行(ハナガタ カズユキ)
静岡大学人文社会科学部教授。専門は比較文学文化、スペイン・ラテンアメリカ文学
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商品説明
神秘主義的なキリスト教と土俗的な民間信仰、背徳的な罪咎の宴―高貴な輝きと隠遁の雰囲気を湛えた昏い廃園は、夢うつつに微睡みながら、訪れる客人を待ちわびる。スペインを代表する作家バリェ=インクランのエッセンスを凝縮した、芳醇なる1冊。爛熟の世紀末文学。
爛熟の世紀末文学
マリオ・プラーツが『肉体と死と悪魔』において言及した数少ないスペイン作家バリェ=インクラン。W・B・イェイツやガルシア=ロルカを想起させる作品など、この世ならぬ場所へと誘う、17の短篇小説。頽廃の園へ。
神秘主義的なキリスト教と土俗的な民間信仰、背徳的な罪咎の宴――
高貴な輝きと隠遁の雰囲気を湛えた昏い廃園は、夢うつつに微睡みながら訪れる客人を待ちわびる。
「放しません。貴女は僕のもの、貴女の魂は僕のものです……肉体は欲しません、いずれ死がそれを奪いに来るでしょうから。」
――「我が姉アントニア」より
目次
フアン・キント
三賢王の礼拝
恐怖
夢の悲劇
ベアトリス
頭目
聖エレクトゥスのミサ
仮面の王
我が姉アントニア
神秘について
真夜中に
我が曾祖父
ロサリート
夢のコメディア
ミロン・デ・ラ・アルノーヤ
手本
聖夜
商品詳細
- 出版社名
- 国書刊行会
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:JARDIN UMBRIO
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