近世大坂の御用宿と都市社会

呉偉華/著

発売日:2023年3月

  • 近世大坂の御用宿と都市社会
  • 近世大坂の御用宿と都市社会
ページ数
320p
ISBN
978-4-7924-1523-5

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商品説明

一八世紀半ばから一九世紀の幕末までに、巨大都市大坂の町方が負担した御用宿の実態とそれを担う個別町の運営の特質を解明する。さらに幕末の将軍「御進発」に伴う御用宿の質的な変化、すなわち将軍の長期的な滞坂を可能にした社会的な仕組みと、幕末維新期における都市大坂の社会状況を明らかにし、過重な御用宿負担が惹起する矛盾を具体的に解明することから、都市社会史への視点を考える。

目次

序 章
  はじめに
  第一節 御用宿に関する例触と史料
  第二節 近世都市大坂の御用宿について
  第三節 幕末維新期の畿内・大坂論について
  第四節 都市社会史の視角
  第五節 道修町地域の研究について
  第六節 各章の構成と内容

第I部 御用宿と個別町の運営

第一章 都市大坂の御用宿と町方 ――大番頭・大番衆を中心として――
  はじめに
  第一節 八月交代の番衆について
  第二節 大番衆・大番頭預けの与力・同心の御用宿の担い手について
  第三節 大番頭とその家臣の御用宿の担い手について
  おわりに

第二章 近世後期における大番衆の御用宿について
  はじめに
  第一節 船場三六町組合町の実態
  第二節 大番衆の御用宿の勤め方――船場三六町の場合
  第三節 上町四七町の助宿について
  第四節 天保一一年の動向
  おわりに

第三章 近世後期における道修町三丁目と御用宿
  はじめに
  第一節 近世中後期の道修町三丁目について
  第二節 道修町三丁目における大番衆の宿勤めの実態
  第三節 近世後期の道修町三丁目の町運営について
  おわりに

第四章 近世後期における臨時御用宿について
  はじめに
  第一節 一八世紀後期の臨時御用宿
  第二節 一九世紀の臨時御用宿の担い手
  第三節 道修町三丁目と臨時御用宿
  おわりに

補論 道修町三丁目の町代について
  はじめに
  第一節 町代の基本的性格
  第二節 町代の担い手とその変容過程
  第三節 町と町代の関係について
  おわりに

第II部 将軍進発に伴う御用宿と幕末の大坂

第五章 幕末期における都市大坂の御用宿
  はじめに
  第一節 徳川家茂の来坂について
  第二節 幕末期における御用宿の賦課
  第三節 幕末期における大坂町方の宿割
  第四節 将軍進発に伴う御用宿の全体像
  おわりに

第六章 幕末期 ほか

商品詳細

出版社名
清文堂出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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