未完の天才南方熊楠
発売日:2023年6月
- ページ数
- 255p
- ISBN
- 978-4-06-532636-7
- 著者情報
- 志村 真幸(シムラ マサキ)
1977年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。南方熊楠顕彰会理事、龍谷大学国際社会文化研究所研究員、慶應義塾大学非常勤講師。専門は比較文化研究。『南方熊楠のロンドン』(慶應義塾大学出版会)でサントリー学芸賞(2020年、社会・風俗部門)、井筒俊彦学術賞(2021年)を受賞
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商品説明
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか?驚くべき才能を多方面に発揮しながら、その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、熊楠の生涯を辿り、その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか?
驚くべき才能を多方面に発揮しながら、
その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。
最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、
熊楠の生涯を辿り、
その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!
<熊楠をめぐる13の謎>
・十数年前にとったノートの内容をそらで思い出せる記憶力
・51篇も論考を発表していた「ネイチャー」への投稿を中止
・渡英後、熱中していた植物学の研究を停止
・大英博物館に迎えられてから、何をしていたのか
・語学の天才・熊楠の勉強法とは?
・「エコロジーの先駆者」だが、数年でフェードアウト
・なぜ「希少な生物」だけでなく「ありふれた植物」も守ろうとしたのか
・「人類史上、もっとも文字を書いた男」と呼ばれる理由
・どうして一度も定職に就かなかったのか
・ともに民俗学の礎を築いた柳田国男と喧嘩別れ
・変形菌(粘菌)の新種は発表したが、キノコの新種は未発表
・なぜ夢の研究を長年続けたのか
・集大成となるような本を、どうして出版しなかったのか
目次
第1章 記憶力―百科事典を暗記する
第2章 退学と留学―独学の始まり
第3章 ロンドンでの「転身」―大博物学者への道
第4章 語学の天才と、その学習方法
第5章 神社合祀反対運動と「エコロジーの先駆者」
第6章 田辺抜書の世界―人類史上もっとも文字を書いた男
第7章 英文論考と熊楠のプライド―佐藤彦四郎というライバル
第8章 妖怪研究―リアリスト熊楠とロマンチスト柳田国男
第9章 変形菌(粘菌)とキノコ―新種を発見する方法
終章 熊楠の夢の終わり―仕事の完成と引退とは何か?
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社現代新書 2710
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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