結婚/毒 コペンハーゲン三部作
発売日:2023年6月
- ページ数
- 437p
- ISBN
- 978-4-622-09616-0
- 著者情報
- ディトレウセン,トーヴェ(ディトレウセン,トーヴェ)(Ditlevsen,Tove)
1917‐1976。コペンハーゲン、ヴェスタヴロー地区の労働者階級の家に生まれる。中学を卒業後、文芸誌『野生の小麦』に詩『わが亡き子へ』(Til mit dode barn)が掲載される。1939年初詩集『少女の心』(Pigesind)を出版。1956年、金の月桂樹賞を、1959年、文化省児童書賞を受賞。1976年に自死(58歳)
枇谷 玲子(ヒダニ レイコ)
1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。在学中の2005年に『ウッラの小さな抵抗』で翻訳者デビュー。現在は北欧書籍の紹介に注力している
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商品説明
労働者階級に生まれ、作家として名を馳せたトーヴェ。自らの人生をさらけ出し、まっすぐに、烈しく、危うい純粋さで、生きる難しさを書いた。デンマーク文学の記念碑的三部作。
生前も死後も、デンマークの庶民から「トーヴェは私だ」と共感をもって読まれ、愛されつづける詩人・小説家トーヴェ・ディトレウセン(1917-1976)。
コペンハーゲンの貧しい労働者地域、西橋(ヴェスタブロー)地区に、火夫で文学青年崩れの父親、美人できまぐれな母親、美男で内向的な兄の妹として生まれた。「母の女の子」として育てられるなか、真の安らぎを得られるのは、父親が大切にしている本の中にいるときだけだった。トーヴェは決意する、「私も詩人になる」(『子ども時代』)。
高校進学を諦め、メイドやタイピストの仕事を転々とする生活がはじまる。憧れの恋愛と求める愛の間で揺れ動く日々。そんなある日、子どもの頃からノートに書き溜めていた詩の導きで、文芸誌『野生の小麦』の編集者ヴィゴー・Fとの運命的なめぐり会いをはたす(『青春時代』)。
詩集出版の夢が叶い、作家としての道が開かれてゆく。だが、有名になるにつれ、私的な生活は混乱をましてゆく。四度の結婚、薬物依存――トーヴェは自滅へと向かってゆく(『結婚/毒』)。
自らの経験の全てを題材として、女性のアイデンティティをめぐる葛藤をオートフィクション/回想記として世に出したトーヴェ。自分に正直にあろうとする人間の生きるむずかしさを、文学と人生で表した。
ナチス・ドイツの影が迫り来る時代のコペンハーゲンを舞台に描かれる、記念碑的三部作を一巻にして贈る。
目次
子ども時代 Barndom
青春時代 Ungdom
結婚/毒 Gift
訳者あとがき
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:BARNDOM
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