戦争と学院 戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校

下園知弥/編 山本恵梨/編

発売日:2023年5月

  • 戦争と学院 戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校
  • 戦争と学院 戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校
ページ数
79p
ISBN
978-4-910038-76-6
著者情報
下園 知弥(シモゾノ トモヤ)
1987年生まれ。京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻西洋哲学史専修(中世)修士課程修了。現在、西南学院大学博物館教員(助教・学芸員)。専門はキリスト教思想・美術

山本 恵梨(ヤマモト エリ)
1999年生まれ。西南学院大学大学院国際文化研究科国際文化専攻博士前期課程在籍。専門は日本考古学。アジア・太平洋戦争期の遺跡を対象に研究しており、海外の事例にも関心がある。西南学院大学博物館学芸調査員

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商品説明

国家と信仰・教育の間で揺れた苦悩と葛藤の記録――

アジア・太平洋戦争期の日本では、キリスト教主義を掲げた学校は「敵性語」や「敵の文化」を積極的に取り入れていると批判を浴びた。全国のキリスト教主義学校は、国に協力姿勢を示しつつ、学校の形態や授業内容、行事名を変えるなど、さまざまな工夫で学校存続を試みた。
福岡県の三つのキリスト教主義学校(福岡女学院、西南女学院、西南学院)に注目し、各学院で当時使われていた制服や教科書、当時の古い写真などを通して、戦前から戦時下にかけての学生生活と教育の変化について紹介する。【オールカラー/特別展図録】

目次

ご挨拶[西南学院大学博物館館長 片山隆裕]
 開催概要/凡例

序章 宗教団体法と日本基督教団の成立
 【アジア・太平洋戦争下(十五年戦争期)の日本キリスト教 関連年表】
 【コラム】宗教団体法成立以後のカトリックと正教会の動向
     [西南学院大学博物館教員 下園知弥]

第1章 福岡女学院:戦火の葡萄
 第1節 欧化主義の時代
 第2節 戦時下の学び舎
 【戦時下の福岡女学院 関連年表】
 【コラム】戦時下のキリスト教主義学校と女性教育
     [西南学院大学博物館学芸調査員 相江なぎさ]

第2章 西南女学院:十字架と桜
 第1節 変わりゆく生活と教育
 第2節 ロウ記念講堂
 【戦時下の西南女学院 関連年表】
 【コラム】「原松太伝」と「ランカスター伝」にみる戦時下の西南女学院
     [西南学院大学博物館教員 下園知弥]

第3章 西南学院:松の下の受難
 第1節 青春の思い出
 【コラム】西南学院中学部卒業写真集の寄書中の朝鮮語(ハングル)
     [西南学院大学国際文化学部教授 伊藤慎二]
 第2節 戦争を越えて
 【戦時下の西南学院 関連年表】
 【コラム】大学構内に残るアジア・太平洋戦争末期の松脂採取跡
     [西南学院大学博物館学芸研究員 鬼束芽依]

解説:キリスト教主義学校における戦時下資料の保存と継承
 ■「ゐもん帖」からのメッセージ
  [福岡女学院大学人文学部現代文化学科講師 井上美香子]
 ■苦難を越えて守り続けるキリスト教信仰:建学の精神継承の場「ロウ記念講堂」
  [西南女学院中学校・高等学校事務長 山口哲蔵]
 ■西南学院の「御真影奉戴」[西南学院史資料センターアーキビスト 宮川由衣]

論考
 ■戦時下における修学旅行の実態:西南女学院と西南学院の事例を中心に
  [西南学院大学博物館学芸調査員 山本恵梨]

商品詳細

シリーズ名
西南学院大学博物館研究叢書
出版社名
西南学院大学博物館
サイズ
26cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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