シリーズ・中東政治研究の最前線 5「君主制諸国」
発売日:2023年6月
- 巻の著者
- 中村覚/編著
- 巻の書名
- 君主制諸国
- ページ数
- 256p
- ISBN
- 978-4-623-09499-8
- 著者情報
- 中村 覚(ナカムラ サトル)
1970年北海道生まれ。現在神戸大学大学院国際文化学研究科教授
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商品説明
日本における中東政治研究の最新の知見をあつめたシリーズの第5巻。政治学と地域研究を組み合わせ、中東地域の構造的変動を解明することを目指す本シリーズは、今後の中東地域内力学および国際関係を見通す視座も提供する。本巻では、サウディアラビア、ヨルダンなど、世界のなかでも中東に特徴的な絶対君主制の国々を取り上げ、「アラブの春」を経てもなお揺らがないこの政治体制の強靱さが何に由来するのか、多面的に照射する。
日本における中東政治研究の最新の知見をあつめたシリーズの第5巻。政治学と地域研究を組み合わせ、中東地域の構造的変動を解明することを目指す本シリーズは、今後の中東地域内力学および国際関係を見通す視座も提供する。本巻では、サウディアラビア、ヨルダンなど、世界のなかでも中東に特徴的な絶対君主制の国々を取り上げ、「アラブの春」を経てもなお揺らがないこの政治体制の強靭さが何に由来するのか、多面的に照射する。
目次
巻頭言 「関わりのある他者」中東に関する地域研究と政治学の協調と融合へ
序 章 君主制国家を論ずる視点(中村 覚)
1 君主制国家を論ずる意義と方法
2 君主制の崩壊と持続性を同時に説明するフリッシュの全方位均衡論
3 各章の紹介
第1章 日本・湾岸君主国の関係──重層的関係の成立と展開(1955〜2021年)(堀拔功二)
1 日本・湾岸関係はいかに重層的になったのか?
2 日本側の研究および資料に見る湾岸君主国への眼差し
3 日本と湾岸君主国の関係略史
4 重層的関係の構成と特徴
5 結論と今後の課題
第2章 多文化主義──湾岸君主制国家における諸宗教・分派の共存(森 伸生)
1 シャリーアへの着目
2 多文化主義とは何か
3 イスラームにおける多文化主義の理念
4 湾岸諸国(サウディアラビア以外5カ国)における多文化主義の実態
5 サウディアラビアにおける多文化対策
6 イスラーム理念の体現が多文化主義成功のカギ
第3章 市民社会──脱政治化されるヨルダン君主制下NGOsの展開(佐藤麻理絵)
1 市民社会をめぐるパラドクス
2 君主制下ヨルダンの市民社会研究
3 政治的自由化以後のNGOsの興隆
4 イスラーム的NGOsによるシリア難民支援
5 新たな市民社会の動き
第4章 内 政──君主主導の改革ビジョンをめぐるヨルダン政治の展開(渡邊 駿)
1 アラブ君主制における君主主導の改革ビジョンの登場
2 ヨルダン権威主義体制の特徴
3 「ヨルダン第一」──領域横断的な改革ビジョンの特徴
4 改革ビジョンに対する支配連合と行政機構からの抵抗
5 改革ビジョンをめぐるアラブ君主制の動態
第5章 君主制下の議会の機能──モロッコにおける国王・首相・議会の関係から(白谷 望)
1 議会を有する君主制
2 憲法から見る国王・首相・議会の関係
3 立法権と執政権に対する国王の権限
4 「アラブの春」後の国王・首相・議会の関係
5 巧みに維持される国王の執政・立 ほか
商品詳細
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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