近代刑法原理と過失犯論

山本紘之/著

発売日:2023年5月

  • 近代刑法原理と過失犯論
  • 近代刑法原理と過失犯論
ページ数
257,3p
ISBN
978-4-7972-8263-4

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商品説明

◆責任主義と明確性原理に沿う過失犯論◆ 
本書は,責任主義や罪刑法定主義(とりわけ明確性の原則)といった近代刑法原理を導きの糸として,過失犯論のひとつの体系を志向する理論書である。行為者本人にとって予見が「可能であった」という評価はいかにして担保されるかとの問題意識の下,責任主義に基づく過失犯論を考究し,さらには,従来必ずしも重要視されてこなかったように見える,明確性の原則に沿った過失犯論の構築が追求される。

目次

『近代刑法原理と過失犯論(学術選書237)』
 山本紘之(大東文化大学法学部教授) 著

【細 目 次】

はしがき
初出一覧

序 章
一.問題の所在
二.契機の認識について
三.情報収集義務について
四.まとめ

◆第1部 基礎理論◆

第1章 予見可能性の「契機」について
一.はじめに
二.認識必要説
 1.戦前の状況
 2.ノヴァコフスキーの見解
 3.ヤコブスの見解
 4.シュミットホイザーの見解
 5.シュトルエンゼーの見解
 6.デュトゲの見解
 7.わが国の状況
三.認識必要説への批判
 1.F. C. シュレーダーの見解
 2.アルトゥール・カウフマンの見解
 3.ヘルツベルクの見解
  (1) シュトルエンゼーへの批判 (2) デュトゲへの批判
 4.ロクシンの見解
  (1) シュトルエンゼーへの批判 (2) デュトゲへの批判
四.検 討
 1.F. C. シュレーダーの批判について
 2.忘却犯について
 3.認識なき過失の可罰性について
 4.「契機」の明確性について
五.おわりに

第2章 予見可能性の「契機」の実態について
一.はじめに
二.デュトゲによるドイツの状況の分析
 1.主要な裁判例
  (1) 「契機」が必要な背景について (2) 第三者の不適切な行動に関する契機 (3) 被害者の不適切な行動に関する契機 (4) 他者の答責性がない場合における契機 (5) 「契機」の明示のない裁判例 (6) 「契機」への言及のない裁判例
 2.裁判例の分析 
  (1) 分析の基礎的枠組 (2) 裁判例の分析 (3) 小 括 (4) デュトゲの見解に対する批判 (5) 批判の検討
三.わが国の状況
 1.主要な裁判例
 2.裁判例の分析
四.お ほか

商品詳細

シリーズ名
学術選書 237 刑法
出版社名
信山社
サイズ
22cm
フォーマット
新書・選書

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