「世界史」の誕生 ヨーロッパ中心史観の淵源

南塚信吾/著

発売日:2023年6月

  • 「世界史」の誕生 ヨーロッパ中心史観の淵源
  • 「世界史」の誕生 ヨーロッパ中心史観の淵源
ページ数
276,3p
ISBN
978-4-623-09525-4
著者情報
南塚 信吾(ミナミズカ シンゴ)
1942年生まれ。現在、一般社団法人やまなみ・世界史研究所所長、千葉大学・法政大学名誉教授

¥3,850 税込

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商品説明

戦後から現在に至るまで、歴史研究では「ナショナル・ヒストリー」の限界が叫ばれ、「ヨーロッパ中心史観」からの脱却が指向されてきた。しかしヨーロッパ中心史観自体が、どのような内容と論理をもって形成されてきたのかは、必ずしも明らかではない。本書は、ヨーロッパ、北アメリカにおいて、世界史がいかにして形成され、幕末から明治維新以後の日本にいかなる影響を及ぼしたか、膨大な先行研究を咀嚼のうえ明らかにする。

戦後から現在に至るまで、歴史研究では「ナショナル・ヒストリー」の限界が叫ばれ、「ヨーロッパ中心史観」からの脱却が指向されてきた。しかしヨーロッパ中心史観自体が、どのような内容と論理をもって形成されてきたのかは、必ずしも明らかではない。本書は、ヨーロッパ、北アメリカにおいて、世界史がいかにして形成され、幕末から明治維新以後の日本にいかなる影響を及ぼしたか、膨大な先行研究を咀嚼のうえ明らかにする。

目次

はじめに

第1章 キリスト教的「普遍史」の世界
 1 「普遍史」の支配と危機
  (1)『神の国』の世界史――「一体的存在としての人類」の歴史
  (2)普遍史の危機
 2 ボシュエの『普遍史』?
 3 上原専禄の問題提起

第2章 「科学的」世界史の模索
 1 ヴィーコ『新しい学』――デカルト批判
 2 ヴィーコの世界史像
 3 キリスト教的史観との関係

第3章 啓蒙主義の世界史
 1 新しい地平?
 2 イギリスの啓蒙主義的歴史
 3 啓蒙主義的世界史の試み――ヴォルテール
  (1)ヴォルテールの世界史
  (2)ヴォルテールの歴史の方法
  (3)ヴォルテールの世界史の構成
  (4)ヴォルテールの世界史の方法
  (5)ヴォルテールのアジア(=非ヨーロッパ)論
 4 「普遍史」批判の展開――クロード・F・ミロ
  (1)ミロの歴史の方法
  (2)ミロの古代史論
  (3)ミロの近代史論
  (4)ミロのアジア(=非ヨーロッパ)論
  (5)ミロの世界像とは
 5 『両インド史』の可能性――ギヨーム=トマ・レーナル
  (1)百科全書派の産物
  (2)『両インド史』の構成
  (3)世界史論としての特徴
 6 啓蒙主義の歴史論と世界史観

第4章 多元的世界史の試み
 1 カントの『普遍史の理念』?
 2 ヘルダーの多元的世界史
  (1)ヘルダーの位置づけ
  (2)『人類の歴史哲学考』――フォルクの多元性
  (3)人間自身の歴史
  (4)世界史の方法――多元的発展
 3 ヴィーコとヘルダー

第5章 「普遍史」からの脱却へ
 1 スコットランドとアイルランドからの世界史?
  (1)スコットランドからの世界史――A・F・タイトラー『一般史の諸要素』
  (2)アイルランドからの近代的世界史――T・カイトリー『歴史概論』
  (3)アイルランドからの「帝国的」世界史――W・C・テイラー『古代・近代史のマニュアル』
 2 フランス的世界史へ――ギゾーと ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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