〈戦い〉と〈トラウマ〉のアニメ表象史 「アトム」から「まどか☆マギカ」以後へ
発売日:2023年7月
- ページ数
- 270p
- ISBN
- 978-4-535-56417-6
- 著者情報
- 森 茂起(モリ シゲユキ)
甲南大学名誉教授。京都大学教育学研究科博士課程単位取得満期退学。臨床心理士
川口 茂雄(カワグチ シゲオ)
上智大学文学部哲学科准教授。京都大学文学研究科博士課程研究指導認定退学
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商品説明
「戦い」を物語る表現媒体にはアニメ以外にも小説、演劇、映画、マンガがある。日本アニメがこれらの表現媒体と異なるのは、その発展の歴史がほとんど戦後に属するということだ。アニメは戦争をどう描いてきたか。そして、戦争は日本アニメをどう生み出してきたのか。
アニメが描いてきた〈戦い〉には、どのような〈トラウマ〉を見ることができるだろうか。様々な専門領域から人気作品を読み解く。
目次
第1部 カタストロフィの表象―終戦から世紀末へ(アトムの生と死
戦後マンガ・アニメの方法論としての「傷つく身体」(1)―『サイボーグ009』から魔法少女が受け継いだもの
『さらば宇宙戦艦ヤマト』と「愛」の行方
『機動戦士ガンダム』と太平洋戦争―戦争表象の深層と主人公のトラウマ
アニメーション表現の受容―ポール・グリモーからジブリへ
家族とともに「生きた」日常―『火垂るの墓』の兄妹の背中越しに見る風景
仲間は使命とともに―『美少女戦士セーラームーン』における戦友の位置づけ)
第2部 カタストロフィのあとに…―深夜アニメの二〇一〇年代(生き延び、(不穏な)日常、あいまいな喪失―第2部へのイントロダクション
戦後マンガ・アニメの方法論としての「傷つく身体」(2)―まどかが守りたかったものとほむらが奪い返したもの
祈りつつ戦う者たち―『魔法少女まどか☆マギカ』考
ようこそ実力至上主義の競争社会へ―『千と千尋の神隠し』『幼女戦記』あるいは、労働する少女と職場のマッチング
特撮作品から読み解く時代の特徴―「グリッドマン」シリーズを切り口に令和の危機を考える
遠さを取り戻すための旅―3・11以後の、スマートフォン・SNS時代の映像表現『宇宙よりも遠い場所』
終わりのあとのロードムービーアニメ―『ケムリクサ』読解レポー卜
特別寄稿 日本アニメの「特殊性」と未来)
商品詳細
- 出版社名
- 日本評論社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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