虐殺のスイッチ 一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?
発売日:2023年7月
- ページ数
- 232p
- ISBN
- 978-4-480-43881-2
- 著者情報
- 森 達也(モリ タツヤ)
映画監督・作家。1998年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞
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商品説明
ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺…、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
集団は熱狂し、変異した
関東大震災の朝鮮人虐殺、ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮・・・・・・
なぜ悲劇は繰り返されるのか。そのメカニズムを解き明かす。
ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺……、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
解説 武田砂鉄
目次
まえがき
1 なぜ人はこれほど残虐になれるのか カンボジアの残像
トゥール・スレン虐殺犯罪博物館にて
朝起きたら歯を磨くように人を殺す
惨劇の痕跡
2 どうしても学校や会社には適応できない 僕が虐殺に関心を抱いた理由(その1)
吃音のいじめられっ子だった頃
映画を「作る」楽しみ
アメリカン・ニューシネマの時代
役者を目指したものの……
ドキュメンタリーとの出会い
ドキュメンタリーはおもしろい!?
3 オウムを撮ることで気づいたこと 僕が虐殺に関心を抱いた理由(その2)
そして一人きりになった
宗教が救えるものの限界
なぜオウムは人を殺したの
オウムの側から社会を眺める
こうして人は歯車になる
4 生きものの命は殺してもいいのか
クジラと日本
生きものと知性
線引きの難しさ
調査捕鯨を続ける本当の理由
ウシやブタやイルカの殺され方
5 人を殺してはいけない理由などない
人は身勝手な生きもの
人は人を殺してはいけないと誰が言ったのですか?
人は人を簡単には殺せない
映画『フルメタル・ジャケット』から見えてくるもの
日本人の心は壊れにくいのか?
6 もとからモンスターである人などいない
殺人をどう罰するか
加害者は人間であり、モンスターではない
憎しみと愛情のはざまで
自由意志のあやうさ
7 この世界は虐殺に満ちている
虐殺の歴史を振り返ってみよう
1デマが罪のない多くの人を殺す ―― 関東大震災時の朝鮮人虐殺
2ホロコースト ―― ナチスによるユダヤ人大量虐殺
3普通の人が普通の人を殺す ―― 政権側によるインドネシアでの虐殺
4一つの民族が殺しあい、人口が激減した国 ―― カンボジアでのクメール・ルージュによる大量虐殺
5民族の対立をラジオが煽る ―― ルワンダでのフツ族によるツチ族虐殺
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま文庫 も19-3
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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