歴史を書くとはどういうことか 初期近代ヨーロッパの歴史叙述
小谷英生/編著 網谷壮介/編著 飯田賢穂/編著 上村剛/編著
発売日:2023年6月
- ページ数
- 280,3p
- ISBN
- 978-4-326-20065-8
- 著者情報
- 小谷 英生(コタニ ヒデオ)
1981年生。群馬大学共同教育学部准教授。専門は哲学、倫理学、社会思想史
網谷 壮介(アミタニ ソウスケ)
1987年生。獨協大学法学部准教授。専門は18世紀ドイツの政治思想、カントの政治哲学
飯田 賢穂(イイダ ヨシホ)
1984年生まれ。筑波大学人文社会系准教授。専門は近代西洋政治思想史(特にジャン=ジャック・ルソーの『社会契約論』研究)
上村 剛(カミムラ ツヨシ)
1988年生。関西学院大学法学部准教授。専門は18世紀の英米政治思想史、三権分立の概念史
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
誰が、何のために、どのように歴史を語るのか。歴史叙述の歴史を探求し、歴史と政治との関連について再考する。
誰が、何のために、どのように歴史を語るのか──歴史叙述の歴史を探求し、歴史と政治との関連について再考する。
歴史の語りは政治的な身振りと直結している。過去の何が記憶されるべきか、どのように書かれ、何が意図され、社会に何がもたらされたのか。本書はこのような問いをもとに、特に西欧初期近代の思想家たちにとっての歴史、歴史の書き方、政治的利用について検討し、これからの歴史叙述のあり方と政治との関連について示唆する。
目次
はじめに[網谷壮介・上村 剛]
第I部 二〇世紀の思想史家の方法
第1章 なぜ歴史を語るのか――物語論、時間地平、時間意識[小谷英生]
一 歴史の物語論による、実証主義歴史学の擁護
二 時間地平、時間意識――ハルトムート・ローザの議論を手がかりとして
小括
第2章 スキナーとポーコックおよび思想史叙述の問題[野原慎司]
一 思想史の歴史
二 スキナーとポーコックの思想史叙述の違い
三 方法論の違い
四 コンテクスト主義の課題
おわりに
第3章 歴史叙述と初期近代[上野大樹]
一 循環史観の「近代性」――初期近代人文主義者による歴史の発見
二 無時間的世界認識から批判的歴史叙述へ――実践的生のなかの「時間の政治学」
三 歴史主義、文献学、循環史観
おわりに――古来の国制、共和主義、複数の啓蒙
第4章 自由としての歴史叙述――オークショットとポーコック[佐藤 空]
一 歴史は科学になりうるか――オークショットと歴史論争
二 「現在」と向き合う過去――オークショット歴史論の展開
三 主権と歴史叙述――ポーコックのオークショット批判
結語――思想史からのアプローチ
第II部 初期近代の歴史叙述の諸相
第5章 古典弁論術のhistoria――理論と実践[飯田賢穂]
一 技術の三分類――理論的、実践的、制作的
二 陳述と歴史の実践例――キケロー『カティリーナ弾劾』第一弁論
三 「感覚の証言」――歴史のもうひとつの伝統
四 近代における歴史の一実践例――モンテーニュ『随想録』第二巻第二五章
結論にかえて
第6章 イスラーム史を学ぶこと――ヨーハン・ヤーコプ・ライスケとイスラーム史叙述[稲垣健太郎]
一 東洋学史におけるライスケ
二 ライスケと『歴史の暦』
三 イタリア語訳『歴史の暦』とライスケ
おわりに――『先論』と『歴史の暦』
第7章 ポリツァイ学者ユスティの歴史叙述――勢力均衡と貴族の歴史[網谷壮介]
一 ユスティの人生とポリツァイ学
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。