視て語る王朝散文選
発売日:2023年5月
- ページ数
- 94p
- ISBN
- 978-4-7576-1057-6
- 著者情報
- 小山 利彦(コヤマ トシヒコ)
専修大学名誉教授。博士(文学)
原 豊二(ハラ トヨジ)
天理大学教授。博士(文学)
園山 千里(ソノヤマ センリ)
国際基督教大学准教授、ポーランド国立ヤギェロン大学Habilitation(教授資格)付き准教授。博士(文学)
菅原 郁子(スガワラ イクコ)
文教大学専任講師。博士(文学)
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商品説明
教室や書物の世界を越えて王朝文学を学ぶための案内書。王朝(平安)文学を、歴史・文化・風景との関連でとらえ、作品理解を深める。フィールドワークを含む実証研究や国際的研究の成果をもとにし、実地調査・ゼミ研修・海外への普及などにも必携の書。『大和物語』『源氏物語』『枕草子』『大鏡』からそれぞれ八場面程度の本文に詳細な注を加え、関連する多彩な写真と解説を見開きで収める。学びの視野を広げるさまざまな視点のコラムも充実。
本書は王朝文学(平安文学)を歴史・文化・風景との関連でとらえています。また、フィールドワークを含む実証研究や国際的研究を基盤にしていることから、実地調査・ゼミ研修・海外への普及などに必携の内容が織り込まれています。『大和物語』『源氏物語』『枕草子』『大鏡』からそれぞれ八場面程度を選び、注と解説とコラムを載せました。大学などで使用する教科書として、また一般読者や、海外を含むさまざまな学びの場で有益です。収載した多彩な写真も本書の魅力です。
目次
はじめに―『視て語る王朝散文選』を読む人のために― 小山利彦・原 豊二
凡例
大和物語 原 豊二
1亭子の院(一段?二段)―宇多天皇の退位―
2兼盛(五六段?五八段)―恋と旅の?末―
3檜垣の御・筑紫なりける女(一二六段?一三〇段)―伝説の老女を追う―
4玉淵がむすめ(一四六段)―遊女の歌と帝の涙―
〔コラム〕 王朝文学における都と鄙
5生田川(一四七段)―同じような男二人―
6蘆刈(一四八段)―貧しさと恥じらい―
7ならの帝(一五〇段?一五一段・一五三段)―入水の女と人麻呂―
8姥捨(一五六段)―更級山と男の後悔―
〔コラム〕ゼミ旅行 学びの体験をともに
源氏物語 菅原郁子
1光源氏物語の前代(桐壺)―玄宗と楊貴妃の例―
〔コラム〕『源氏物語』と渤海使節 〔執筆・小山利彦〕
2ヒロインの登場(若紫)―舞台の北山―
3藤壺の懊悩(紅葉賀)―光源氏の青海波―
4葵の上と六条御息所(葵)―賀茂祭の車争い―
〔コラム〕 近世源氏絵の世界―堂上と地下の文化交流―
5光源氏と明石の君の再会(澪標) ―住吉の神へのお礼参り―
6玉鬘の宿運(玉鬘)―初瀬観音での出会い―
7柏木と女三の宮(若菜上)―蹴鞠と唐猫―
8匂宮と浮舟(浮舟)―宇治川での逢瀬―
〔コラム〕米国議会図書館(Library of Congress)への旅
枕草子 小山利彦
1春はあけぼの―四季折々の美―
2清涼殿の丑寅の隅の―中関白家の栄耀―
3すさまじきもの―清少納言にとって興ざめな物事―
4無名といふ琵琶の御琴を―王朝の管絃―
〔コラム〕『枕草子』と風景
5あはれなるもの―話好きな清少納言―
6八幡の行幸―一条帝の還御を見る東三条院詮子―
7頭弁の、職にまゐりたまひて―清少納言の才と恋―
8祭の還さ―都の初夏を彩る風物詩―
〔コラム〕 賀茂信仰と平安京
大鏡 園山千里
1雲林院の菩提講―二人の翁と若侍の出逢い―
2都府楼の鐘―菅原道真の左遷―
3三島明神の懇請―佐理の書―
4道長嵯峨大堰の宴―公任の三船の才―
5宣耀殿の女御芳子 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 和泉書院
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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