戦後日本の開発経験 高度成長の礎となった「炭鉱・農村・公衆衛生」
発売日:2023年5月
- ページ数
- 147p
- ISBN
- 978-4-7503-5591-7
- 著者情報
- 佐藤 寛(サトウ カン)
開発社会学舎主宰(アジア経済研究所名誉研究員)
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商品説明
日本の戦後高度経済成長期を現在途上国が経験している「開発」すなわち他者からの援助を利用した近代化の過程の先駆として捉え、農村、炭鉱、公衆衛生の三つの分野について、とりわけ女性の働きに焦点を当て、高度成長がどのように準備されたのかを振り返る。
目次
はじめに 開発社会学の視点から戦後を語る意味
第1章 高度成長を用意したもの――映画『家族』の風景を理解する[佐藤寛]
1.高度経済成長真っただ中の日本列島を縦断する「家族」
2.映画の背景にある高度成長の日本で起きていたこと
3.近代化の奔流
4.高度成長の主人公としての「家族」
第一部 途上国としての戦後日本
第2章 開発社会学の視点で見る戦後の石炭産業[佐野麻由子・滝村卓司]
1.はじめに
2.開発社会学の視点
3.石炭政策を開発プロセスとして見る
4.GHQによる石炭開発政策
5.独立後の日本の石炭開発
6.石炭産業の盛衰に見る戦後(1945〜1962年)の日本の開発経験とは
7.開発経験として通時的に石炭産業の盛衰を見ることの意味
第3章 協同農業普及事業導入時における“適応・再編成”――戦後日本における外部介入型の農村開発[辰己佳寿子]
1.終戦直後の日本における外部介入型の農村開発
2.協同農業普及事業導入による日本政府の対応
3.普及員を介して適応・再編成されていく普及事業
4.戦後日本における“適応・再編成”型の農村開発
第4章 日本の公衆衛生におけるGHQの介入と変化[坂本真理子]
1.はじめに
2.戦後占領政策の中で公衆衛生対策が強化された背景
3.GHQが行った公衆衛生分野での介入――保健所の整備
4.GHQが行った公衆衛生分野での介入――地域に合わせた対応の多様性
5.戦後公衆衛生の担い手(リーダーの発掘・人材開発)――保健婦に焦点を当てて
6.衛生指標に見る改善
7.GHQ撤退後の公衆衛生の変化
第二部 高度成長を準備したローカルな状況
第5章 資源エネルギー開発としての炭鉱――旧産炭地田川から見た日本の「発展」と「開発」経験[佐野麻由子]
1.はじめに
2.旧産炭地域における筑豊地域の位置づけ
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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