帰艦セズ 新装版

吉村昭/著

発売日:2023年7月

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ページ数
254p
ISBN
978-4-16-792071-5
著者情報
吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(85年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2006年7月31日永眠。2017年3月、東京・荒川区の「ゆいの森あらかわ」内に、「吉村昭記念文学館」が開館

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商品説明

昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の機関兵が、小樽郊外の山の中で「飢餓ニ因ル心臓衰弱」のため死んだ。長い歳月を経て、一片の記録から真相の追求を始めた男は、そこにかつて逃亡兵だった自らの過去を重ねるようになる―。不可解な謎を秘めた人の生の、奇妙な一面をみごとに掬い上げ、文学作品に結実させた7篇。

"昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の帰還兵・成瀬時夫が、小樽郊外の山のなかで
「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死んだ。
市役所を退職し、いまは北海道の民衆史研究会で活動をする橋爪は、
自らの過去の経験から、成瀬は""逃亡""したのではないか、と直感。
遺族を探し、調査をするようになる――。

長篇小説『逃亡』と合わせ鏡のようになっている表題作をはじめ、
大阪の篤志面接委員から聞いた話をもとにした「鋏」、
ある寺の墓石をつくる石材店主がもらしたことがきっかけとなった「白足袋」、
能登の岩海苔採りの遭難を報じた新聞記事がヒントになった「霰ふる」など、全7篇。

不可解な謎を秘めた人の生の、奇妙な一面を見事にすくい上げ、徹底した取材と想像力により文学作品に結実した短篇集。待望の新装版。

文庫解説:梯久美子(ノンフィクション作家)"

商品詳細

シリーズ名
文春文庫 よ1-58
出版社名
文藝春秋
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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