アタッチメントとトラウマ臨床の原点 ジョン・ボウルビィ未発表重要論集

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ページ数
321p
ISBN
978-4-414-41489-9
著者情報
ドゥシンスキー,ロビー(ドゥシンスキー,ロビー)(Duschinsky,Robbie)
ケンブリッジ大学プライマリ・ケア・ユニット社会科学上級講師、シドニー・サセックス・カレッジフェロー兼学長

ホワイト,ケイト(ホワイト,ケイト)(White,Kate)
アタッチメントに基づく精神分析的心理療法家、スーパーバイザー、The Bowlby Centreメンバー、Attachment:New Directions in Psychotherapy and Relational Psychoanalysis名誉編者、The Bowlby Centre Monographsシリーズ編者

筒井 亮太(ツツイ リョウタ)
関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻専門職修士課程修了。現在、臨床心理士。たちメンタルクリニック/上本町心理臨床オフィス、立命館大学

¥3,960 税込

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商品説明

本書は4部から成り、初期のアイデアから後期の考察まで、ボウルビィの思考を網羅する。第1部では、喪失・悲哀・うつ病に関する文章を収録する。ここには、防衛機制の役割に関する、ボウルビィの考えの概要が現れている。第2部では、不安、罪悪感、同一化に関するボウルビィのアイデアを扱う。ここには、ボウルビィが疎開した子どもたちと関わり、子どもたちを観察したことから得た考察が反映されている。第3部では、コンフリクトをテーマとした3つのセミナーを扱う。これらのセミナーにおいてボウルビィは、自身の臨床概念を政治哲学や精神分析に革新的な方法で接続した。第4部では、トラウマや喪失感、そしてセラピストとしての自身の仕事について、ボウルビィ自身が後年になって考察を深めている。本書は、ボウルビィと精神分析との関係を明らかにするだけでなく、アタッチメント理論における重要概念の精緻化や、自己批判の重要な場面を取り上げる特徴的な書である。

アタッチメント理論の創始者、ジョン・ボウルビィは、生前、その理論に対する強い反発から、思うように出版ができなかった。本書は、ボウルビィの遺族の協力のもと、長らく未発表のままとなっていた文章を厳選し、ボウルビィ理論の変遷を初期から後期まで網羅する形で公開するものである。児童虐待や成人の臨床で、今日では常に必要とされているアタッチメント理論における重要概念の精緻化を導き、ボウルビィ全作品を補完する稀代の書であり、臨床家・研究者必読書である。

原書名:Trauma and Loss: Key Texts from the John Bowlby Archive

目次

謝 辞 
はじめに 
凡 例

序 章 イントロダクション                            
アタッチメントというアイデア
ボウルビィのアタッチメント理論
本 書
多岐にわたるボウルビィ・アーカイヴ
結 論

第I部 円熟期の理論的著作

第1章 喪失に続く防衛――原因と機能
イントロダクション
防衛の概念
原因と機能
喪失が喚起する防衛過程
機能と結果
文献レビュー

第2章 喪失、デタッチメント、防衛
イントロダクション
デタッチメント――三つの仮説
喪失は防衛を引き起こす――文献
うつ病の六つの特徴
病的な悲哀と病的な不安
結 論

第3章 抑うつ障害における防衛的排除の位置づけ
誘発事象と反応の認知的断絶
サッカーによる短期心理療法研究
コメント

第4章 ダーウィン――精神医学と発達心理学
ダーウィンの情動研究
近年の情動研究
精神医学と精神分析に与える影響

第II部 罪悪感、不安、同一化をめぐる初期の著作群

第5章 疎開の心理的諸問題
十一〜十六歳の青年たち
六?十歳の子どもたち
乳幼児と始歩児
疎開児の親たち
提 言
結 論
夜 尿
慢性事例
追い立てられた小児

第6章 フロイトと超自我
超自我 

第7章 罪悪感と家族契約
「外的」罪悪感
「内的」罪悪感
契 約 
フロイトによる罪悪感の両価性理論――不安
罪悪感、不安、恐怖

第III部 スタンフォードおよびタヴィストックにおけるセミナー

第8章 コンフリクトとその調整に向けた精神分析的アプローチ
――一九五八年一月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー
ポイント1
ポイント2
ポイント3
ポイント4

第9章 一九五八年二月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー
1.用語
2.提案
3 ほか

商品詳細

出版社名
誠信書房
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:TRAUMA AND LOSS

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