ひとりかもしれない
発売日:2023年5月
- ページ数
- 129p
- ISBN
- 978-4-577-05190-0
- 著者情報
- 岩瀬 成子(イワセ ジョウコ)
1950年、山口県生まれ。1977年、『朝はだんだん見えてくる』(理論社)でデビュー。同作で第11回日本児童文学者協会新人賞受賞。『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で第41回小学館児童出版文化賞、第39回産経児童出版文化賞を受賞。『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で第52回野間児童文芸賞受賞。『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で第62回産経児童出版文化賞大賞受賞。『もうひとつの曲がり角』(講談社)で第36回坪田譲治文学賞受賞
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商品説明
ひとりになって、空を見あげた。空の高いところを白いボールのようなものはかがやきながら、上へ上へとあがっていた。きっとどこまでもあがっていくんだろう。
風がふいて、わたしの心をゆらした。
どうしてあんな気もちになったんだろう。
ことばはすうっと上にあがり、天井にくっついた。
わたしがパパのことをおもいだしているのを幸介さんもママも知らない。
わたしのなかに、だれにもいえないことばかりがたまっていく。わたしはわるい子どもになったのだろうか。わたしはぎゅっと目をつむった。
??本文より
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
離婚して不在になった父を思い、新しくやってきた新しい父を思い、小学4年生ならではの人間関係や社会観の中にいる、とてもナイーブな貝ちゃんの心理的物語です。大人として、この年代の少女心理を想像するのですが、このまま受け止められる子どもって、どんな子だろうと考えてしまうほどに繊細で断片的なお話です。でも、大人の事情と子どもの都合が程よく散らばっていて、深刻にはならず読み終えました。貝ちゃん、きっと本当の父親を忘れることはありませんね。これから幸介さんの父親修行が始まるのです。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
目次
1 大きいサンダル
2 赤いソックス
3 ぶんぶん、ぶんぶん
4 シュークリーム
5 ひみつ
6 パパの背中
7 うらぎり
8「うちの子」
9 カラスノエンドウ
10 ファンクラブ
11 幸介さん
商品詳細
- シリーズ名
- ものがたりの庭
- 出版社名
- フレーベル館
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 小学34年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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