石川啄木と労働者 「工場法」とストライキをめぐり
発売日:2023年5月
- ページ数
- 181p
- ISBN
- 978-4-7807-2240-6
- 著者情報
- 碓田 のぼる(ウスダ ノボル)
1928年生まれ。歌人。渡辺順三に師事。新日本歌人協会代表幹事など歴任。国際啄木学会、日本民主主義文学会会員。主な歌集に『花どき』で第十回多喜二・百合子賞受賞(1978年)
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
新しき明日の来るを信ずといふ自分の言葉に嘘はなけれど―『悲しき玩具』に収めた著名なこの歌の第三行末の「―」は、啄木の明らかな逡巡を示していた。啄木研究者や、短歌解説者の多くは、前行の思想を否定し、「―」の部分に絶望を見出した。しかし、啄木の「―」はそうではなかった。啄木は、死の三月前、一月三日の日記に「国民が、団結すれば勝つといふ事、多数は力なりといふ事」と記し、それを解いてみせた。「―」は、「連帯」探求の旗印だったのである。
私は本書の中で、啄木における労働者性といったことを明らかにしたいと思いました。そのために、「工場法」と「ストライキ」をそれぞれの部立てとして、啄木の労働者観とその到達点を明らかにしようと思いました。(「あとがき」より)
目次
〈目次〉
第一部 石川啄木と「工場法」
(1)小樽から釧路へ
─社会主義への無関心の心の呪縛をといて
(2)砲兵工廠の煙の認識と発展
(3)「百回通信」にみる「工場法案」と議会(その1)
(4)「泣いてやりしかな」考1
(5)「赤旗事件」と啄木の反応
(6)平民書房「屋上演説事件」
(7)「百回通信」にみる「工場法案」と議会(その2)
(8)第二十七帝国議会1
(9)啄木の「大逆罪」の認識は早かった
(10)矢代東村「絞首台」の歌
(11)第二十七帝国議会2
(12)「泣いてやりしかな」考2
(13)マルクスの「工場法」との出合い
第二部 石川啄木とストライキ
(1)啄木における第一のストライキ
(2)時代を負った言葉
(3)「ひそかに淋し」考
(4)啄木における第二のストライキ
(5)二つのストライキをめぐって
(6)渋民村時代の啄木の思想状況
(7)矛盾する思想
(8)啄木の「一元二面観」と現実
(9)東北線機関方のストライキ
(10)啄木書簡―海沼慶治宛―をめぐって
(11)啄木の眼を開かせたストライキ
―「連帯」の発見
「連帯」の発見
あとがき
商品詳細
- 出版社名
- 本の泉社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。