モノと権威の東アジア交流史 鑑真から清盛まで
発売日:2023年5月
- ページ数
- 333,17p
- ISBN
- 978-4-585-32022-7
- 著者情報
- フォン・ヴェアシュア,シャルロッテ(フォンヴェアシュア,シャルロッテ)(von Verschuer,Charlotte)
フランス・高等研究院歴史学部教授。専門は日本古代・中世の国際関係と物質文化の歴史。日本の経済史を対外貿易と国内生活の二面から研究している
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商品説明
古代東アジアにおいて、対外交易はごく限られた機会のものであったが、それだけに一層、各国の政治や文化の形成に大きなインパクトを与えてきた。特に日本においては、中国や朝鮮半島から伝わる最新の情報やモノは、権威の象徴としても重要な位置を占めるものであった。「モノ」「ヒト」「情報」など諸種の要素を仔細に検討することで、政治・経済・文化にわたる重層的な「対外交易」の実態と歴史的意義を照射。物質文化史・対外関係史・農業史・比較史など多角的な視点を駆使し、従来の歴史理解へ新たな観点を提示してきた著者による、長編の書き下ろしを含む最新論集。
古代東アジアにおいて、対外交易はごく限られた機会のものであったが、それだけに一層、各国の政治や文化の形成に大きなインパクトを与えてきた。
特に日本においては、中国や朝鮮半島から伝わる最新の情報やモノは、権威の象徴としても重要な位置を占めるものであった。
「モノ」「ヒト」「情報」など諸種の要素を仔細に検討することで、政治・経済・文化にわたる重層的な「対外交易」の実態と歴史的意義を照射。
物質文化史・対外関係史・農業史・比較史など多角的な視点を駆使し、従来の歴史理解へ新たな観点を提示してきた著者による、長編の書き下ろしを含む最新論集。
目次
巻頭言 鈴木靖民(國學院大學名誉教授)
第一章 九世紀日本の情報輸入体制
はじめに
一 暦の伝来
二 医学撰書事業
三 遣唐使に何が求められたか
四 「遠効皇華」の使命
五 数少ないエキスパート
六 漢籍輸入の使命
七 古代の漢籍型ITインフラ
おわりに
第二章 帰国後の遣唐使の待遇について
はじめに
一 遣唐使帰国後の叙位について
二 叙位以外の待遇
三 二人の遣唐使のキャリア
おわりに
第三章 唐・宋における日本蓬莱観と水銀輸入について
はじめに
一 徐福の日本渡来伝説はいつ、どこで生まれたか
二 日本における蓬莱觀と扶桑觀
三 中国における日本蓬莱觀と日本扶桑觀
四 不老不死丹薬原料の産地日本
五 日本における朱砂と水銀の使い方とその評価価値
六 水銀の輸出国日本
七 もう一つの水銀
八 唐宋で至宝とされていた自然水銀
おわりに
第四章 水銀と虎の皮―日渤関係における特産品
一 海を渡った人々
二 新羅との交易
三 唐との交易
四 渤海の虎の皮、そして日本の水銀
おわりに
第五章 鑑真と香薬
はじめに
一 七・八世紀の香薬の用途
二 「買新羅物解」に列挙されている香料
三 新羅物のなかの薬物
四 香薬輸入の依存率
五 鑑真の香薬選定の意義
六 国交における麝香
第六章 遣唐使と大安寺
はじめに
一 大安寺の規模
二 道慈と大安寺
三 公的宿泊施設としての大安寺
四 大陸との深い関係を物語る『大安寺資財帳』
第七章 平安時代と唐物
はじめに
一 大陸との貿易の開幕
二 大宰府による国際貿易の管理と商人の待遇
三 海商と平安の公卿
四 輸入された唐物
五 国家貿易から自由貿易へ
おわりに
第八章 平清盛と唐船
はじめに
一 三つの「唐船」史料
商品詳細
- 出版社名
- 勉誠社
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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