シバジ 韓国・朝鮮における代理母出産の歴史社会学
発売日:2023年2月
- ページ数
- 646p
- ISBN
- 978-4-89489-334-4
- 著者情報
- 渕上 恭子(フチガミ キョウコ)
1959年生まれ。1991年、慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。博士(社会学)。慶應義塾大学文学部非常勤講師
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商品説明
女性は子供を産む道具なのか。李朝の因習と悲恋を描いた映画シバジは、代理出産請負の登場と照応し新たな論点となる。子孫を残す圧力と構造を深く分析した注目の論考。
目次
はじめに
凡例
序章 研究の視座
一 研究の立脚点
二 先行研究の検討
三 各章の概要
四 研究の方法
●第1部 朝鮮時代のシバジ
第一章 韓国映画『シバジ』の民族誌
第二章 シバジの代理母制度形成の時代背景
一 両班層における父系血統主義の浸透
二 「七出三不去」による離婚抑制策
「惡疾」による離婚の事案
「婬僻」による離婚の事案
「無子」による離婚の事案
「嫉妬」による離婚の事案
「不順舅姑」による離婚の事案
三 「庶?禁錮法」による庶子差別
第三章 文献資料にみる「シバジ」研究の系譜
一 李圭泰の著作にみるシバジの生活世界
二 李圭泰の「シバジ夫人」
シバジ夫人の先天的条件(第一章)
種受け日を決める高等数学(第二章)
哀情の「母」(第三章)
臍につけた「勲章」(第四章)
客間のお客さんと奥の部屋のお客さん(第五章)
三 朝鮮時代後期の実学書にみる「シバジ」研究の系譜
柳重臨著『増補山林經濟』
徐有?著『林園十六志』
四 隠語の伝承にみるシバジの身分層形成過程
第四章 伝説および映像作品にみるシバジの売買風習
一 智異山ピアコルの「種女村」伝説
二 『野女』にみるシバジの売買風習
三 『糸車よ、糸車よ』にみるシバジと「シネリ」
四 『恣女木』にみるシバジと「シネリ」
●第2部 「現代版シバジ」の実像
第五章 婚外交渉型代理母出産
一 内縁関係の代理母
二 女児を産んで引き取りを拒否されたシバジ女人
三 「シバジ契約」を反故にされた代理母
四 脅迫・恐喝罪に問われたシバジ女人
五 「シバジ詐欺」をはたらく女人
六 シバジにされた視覚障碍人
第六章 人工授精 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 風響社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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