祈りの形にみる西洋近世 茨木の銅版画シリーズ〈七秘跡と七美徳がある主の祈りの七請願〉
発売日:2023年3月
- ページ数
- 374p
- ISBN
- 978-4-87354-766-4
- 著者情報
- 蜷川 順子(ニナガワ ジュンコ)
1954年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専攻)修了。Ph.D.(芸術学、ヘント大学)。関西大学教授などを経て、関西大学名誉教授、東西学術研究所客員研究員。専門は芸術学、美学、西洋美術史
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商品説明
近世初期に宣教師がもたらした祈りの銅版画シリーズは、宗教戦争で顕在化した分裂を調整しながら、非ヨーロッパ世界へ拡張してきた西欧社会の、緊張と模索を伝えるものでもあった。本書は、このシリーズのイメージと、これを生みだした背景や伝統を徹底的に読み解き、当時の受容空間だけでなく現代にも連なる諸問題を探る。
目次
まえがき
序章 茨木の銅版画シリーズの背景:16 世紀のカトリック改革と日本宣教
0-1 セブのサント・ニーニョ
0-1-1 レガスピの再上陸―炎の中から発見されたサント・ニーニョ
0-1-2 聖具と幼児イエス単独像
0-2 メキシコのグァダルーペの聖母
0-3 フランシスコ・ザビエルと日本宣教における聖画像
0-3-1 絵画教師コーラ(ニコラオ)の来日(1583年)
0-3-2 ヴァリニャーノの第 2 回目の来日と天正遣欧少年使節団の帰国
0-3-3 到来した聖画像と禁教令
0-4 イエズス会と布教聖省
第1章 茨木本銅版画シリーズの発見とその背景
1-1 千提寺・下音羽地区の寺社と交通路
1-2 摂津のキリスト教布教と千提寺・音羽地区
1-2-1 高山父子の受洗
1-2-2 右近とカブラル
1-2-3 都市的なキリスト教
1-2-4 北摂と安威了佐
1-2-5 中川清秀とキリシタン
1-2-6 右近の転封後
1-2-7 禁教令下の千提寺地区周辺のキリシタン
1-3 明治の禁教令解除と潜伏キリシタン
1-3-1 日本再宣教とパリ外国宣教会
1-3-2 横浜天主堂と聖心の聖母像
1-3-3 大浦天主堂建設
1-3-4 大浦天主堂と二体の聖母像
1-3-5 潜伏キリシタンの「出現」
1-3-6 浦上四番崩れ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 関西大学出版部
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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