パウロ書簡にこだまする聖典の声 パウロは「旧約」聖書をどう読んだか
発売日:2023年3月
- ページ数
- 366p
- ISBN
- 978-4-8184-1126-5
- 著者情報
- 東 よしみ(アズマ ヨシミ)
関西学院大学神学部准教授。国際基督教大学卒業、東京大学大学院修士課程修了、エモリー大学大学院博士課程修了(Ph.D.)
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商品説明
パウロ書簡を内在的に読む。パウロ書簡における「旧約」引用は読者を戸惑わせる。なぜこの箇所が、この文脈で引用されているのだろうか?間テクスト性の観点から「旧約」とパウロ書簡の間に生まれる響きに耳をすませ、パウロに内在する論理を明らかにする。
パウロ書簡における「旧約」引用は読者を戸惑わせる。なぜこの箇所が、このような文脈で引用されているのだろうか? 本書は間テクスト性の観点から「旧約」とパウロ書簡の間に生まれる響きに耳をすませ、パウロに内在する論理を明らかにする。
【目次】
第1章 パウロによる解釈法の難題
第2章 ローマ書における間テクスト的な反響
第3章 約束の子どもたち
第4章 キリストからの手紙
第5章 「言葉はあなたの近くにある」──終末論的共同体における解釈法
目次
まえがき
第1章 パウロによる解釈法の難題
聖典の読者かつ誤読者であるパウロ
パウロによる解釈法への諸々の批判的なアプローチ
パウロによる聖典解釈:議論の現状
ミドラシュとしてのパウロによる釈義?
間テクスト性:提案するアプローチ
フィリピ書1:19における間テクスト的な反響
解釈学的な考察と制約
反響の場:5つのオプション
反響を聞く:7つの評価基準
防御柵を越えて
第2章 ローマ書における間テクスト的な反響
予示された義と怒り(ローマ書1〜2章)
神の義の啓示
裁き、苦難、苦悩
異邦人の中で汚されている
神の義の証人としての律法と預言者(ローマ書3〜4章)
「すべての人が間違っているとしても神は真実であるとせよ」(ロマ3:4)
律法と預言者に立証されて
ユダヤ人と異邦人の父であるアブラハム
屠られる羊(ロマ8:18?39)
神の言葉は倒れたのか(ローマ書9〜11章)
「イサクのうちにあなたの子孫が呼び出される」(ロマ9:7b)
神は御自分の民を退けたのか(ロマ11:1
サム上12:22
詩94:14)
異邦人よ、主の民と共に喜べ(ロマ15:10
申32:43)
「信仰に依拠する義は語る」(ロマ10:5〜10)
議論におけるロマ9:30〜10:21の位置づけ
律法のテロス(ロマ10:4)
「あなたの口、あなたの心に」(ロマ10:8)
隠喩としての言葉
第3章 約束の子どもたち
教会中心的な解釈法
荒野におけるイスラエル(IIコリ8:8〜15
Iコリ10:1〜22)
わずかしか集めなかった者も不足することはなかった(IIコリ8:15
出16:18)
私たちは主にねたみを起こさせるのか(Iコリ10:22)
イスラエル/教会の予型論(Iコリ10:1〜22)
これらのことは予型として起こった(Iコリ10:6)
かの人々の物語は我らを叙述し、我らを規定する
聖典が異邦人の祝福をあらかじめ示す(ガラ3:6〜9,4:21〜31)
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日本キリスト教団出版局
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Echoes of Scripture in the Letters of Paul
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