地方自治の未来をひらく社会教育

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ページ数
236p
ISBN
978-4-88037-753-7
著者情報
辻 浩(ツジ ユタカ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

細山 俊男(ホソヤマ トシオ)
前社会教育・生涯学習研究所所長

石井山 竜平(イシイヤマ リュウヘイ)
東北大学大学院教育学研究科准教授

¥2,530 税込

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商品説明

社会教育は人びとの自発的な学びを支援することを通して、一人ひとりの可能性を開き、人生を豊かにする。そして力を合わせて人間らしい暮らしを取りもどしたいと願っている、そのような住民の自治への願いに応えるために、社会の根本原理を学び、新しい情報や人との出会いをつくることに、社会教育実践は取り組む。
 本書の執筆者は、自治体の社会教育の部署で働く職員、社会教育以外の部署で住民の学習と参加にかかわる職員、雇用が不安定な会計年度任用職員、財団や指定管理者で働く職員、実践現場で働く職員、自治体の社会教育計画に携わってきた職員などで、与えられた職務内容や権限、労働条件は異なるものの、いずれも厳しい状況の中で奮闘してきた。
 この執筆陣が集結した本書では、それぞれに力を入れている取り組みを紹介するとともに、そのための適正な労働のあり方も考える。 
 本書はさまざまな条件のもとで社会教育実践に熱心に取り組んでいる人たちを励ますとともに、これから社会教育の仕事に携わろうとする人たちの情熱を呼び起こす。

目次

まえがき

序 章 地域・自治体づくりと社会教育労働
1 地域・自治体づくりと住民の学習
2 戦後社会教育が残してきたもの
3 自治を育む社会教育労働を求めて

第I部 地域に自治を育む社会教育労働
第1章 自治と協働の地域づくり
     ―住民も職員も学び育つ、飯田型公民館の取り組みから―
1 地域運営の保育園が誕生「千代しゃくなげの会」
2 学ぶことを貴ぶことで人が育つ風土
3 「公民館をする」住民
4 「住民に巻き込まれる力のある」職員
5 千代の取り組みを支えた飯田市職員
6 基本構想策定に向けた職員の議論から
7 自治の力で公共を変えていく

第2章 自治体職員が地域と向き合うということ
     ―指定管理をしている地区公民館との関わりから学んだこと―
1 立場の異なる職員と関係を作る
2 地区公民館を核にした地域づくりへ発展、学習会で関係性が作り直される
3 住民と住民・地域と自治体職員のより良い関係性を構築するために

第3章 コミュニティ担当者制度による職員の主体形成
1 飯舘村の地域づくり
2 総合計画におけるコミ担制度
3 原発事故からの復興と新しいコミ担制度
4 村にとってのコミ担制度

第4章 阿智村全村博物館構想を実現する自治と協働の協会づくり
1 阿智村全村博物館構想とは
2 全村博の担当者として
3 こまんばmachiプロジェクトの発足
4 阿智村全村博物館協会の発足
コラム1 自治をつくる住民の学び

第II部 NPM改革下の自治体と社会教育労働
第5章 住民の学びを基盤にした地域・自治体づくりと公務労働
1 岡山市の公民館のこれまでの発展の大まかな経過と到達
2 公民館の発展を築いた運動はどのようなものだったか
3 岡山市の基本方針とその意義と可能性
4 新たな職員制度の導入と専門職採用問題
5 どこに展望を見出すべきか

第6章 専門職の葛藤と新たな一歩
1 これからの公民館に向けた模索の始まり
2 浮かび上がる課題 ほか

商品詳細

出版社名
自治体研究社
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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