李退渓心学 邦を為むるの道を求めて
発売日:2023年3月
- ページ数
- 398p
- ISBN
- 978-4-8315-1639-8
- 著者情報
- 井上 厚史(イノウエ アツシ)
1958年広島県生まれ。同志社大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科日本学専攻博士後期課程満期退学。元島根県立大学地域政策学部教授。2022年逝去。専攻―東アジア思想史・日韓関係史
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商品説明
「日本思想史」「韓国思想史」における李退渓評価は、戦前の帝国的学知からいまだ解放されていない!“東方の小朱子”と称される李朝の代表的文臣・李退渓(イテゲェ・1501‐70)の学説は、「主理」派の哲学として朝鮮儒学の最高峰とされ、林羅山や山崎闇斎ら近世日本朱子学にも大きな影響を与えた―しかし、こうした定説は植民地時代の京城帝国大学教授・高橋亨と阿部吉雄らによって創られた虚構であった。李退渓のテキストを丹念に読み解き、帝国的学知の残滓を払拭して退渓の思想を独自の「心学」と捉え、東アジア思想史の課題として共有することを唱えた著者畢生の研究が本書である。
李退渓(イテゲェ)(1501-70)は李氏朝鮮時代を代表する文官・儒者であり、現在も韓国の1000ウォン紙幣に肖像が印刷されている歴史上の偉人である。韓国では朝鮮史上最も偉大な思想家とされ、日本でも江戸時代に紹介され近代に至るまで有名な存在であった。然るに現在の日本においてその名は忘れ去られており、専門書や概説書すら刊行されていない。本書はその知られざる素顔を明らかにし、同時に李退渓にまつわる数々の「謎」の解明に挑戦した画期的研究である。2022年に急逝した著者畢生の著作。
目次
序章
第1章 李退渓の生涯とテキスト
第2章 神格化された李退渓
第3章 李退渓の哲学
第4章 李退渓の政治学
第5章 「李退渓心学」の特徴
終章
註/参考文献/あとがき/索引
商品詳細
- 出版社名
- ぺりかん社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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