生態人類学は挑む SESSION4「つくる・つかう」
発売日:2023年4月
- 巻の著者
- 伊谷樹一/編
- 巻の書名
- つくる・つかう
- ページ数
- 306p
- ISBN
- 978-4-8140-0441-6
- 著者情報
- 伊谷 樹一(イタニ ジュイチ)
京都大学アフリカ地域研究資料センター教授。京都大学大学院農学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(農学)
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商品説明
長い時をかけて培ってきた知恵や技術が消えようとしている今、無駄だと断じられたものの本来の価値や機能に思いをめぐらせてみる。農耕によるバイオマスの増加、商品作物の変容と代替、見捨てられてきた草花たち、外来樹の侵入と共存…残しながら使い作りながら使うために、「利用」を根本から考え直す。
巨大な消費社会と対峙する「山野」を支え、新しい関係を結びなおすために。無駄だと断じられたものの本来の価値や機能に思いをめぐらせてみることで全くちがう風景が見えてくる。農耕によるバイオマスの増加、商品作物の変容と代替、外来樹の侵入と共存……残しながら使い作りながら使うために、「利用」を根本から考え直す。
目次
序 [伊谷樹一]
第1部 つかう
第1章 畑地利用のローカル戦略?樹木のある畑地景観のつくり方・つかい方[大久保悟,徳岡良則]
1 畑地利用の知恵から学ぶことは
2 集約化した焼畑―スンダ人の知恵
3 沿岸山地斜面の段畑農業にみられる工夫
4 農地のなかの樹木
5 価値と技術の喪失とそれから
第2章 人とザンジバルアカコロブスの関係を考える?国立公園の設置をめぐって[野田健太郎]
1 炭を食べるサル
2 国立公園の設立
3 木が枯れる
4 なぜ炭を食べるのか
5 人が入れ替わる
6 炭を食べる場所
7 動態としての共存
第3章 出作りによる乾燥林の焼畑?マダガスカル南西部における無主地の利用[安高雄治]
1 無主地を使う
2 タナラナの社会
3 出作りによる乾燥林の焼畑
4 焼畑耕作の実態
5 なぜ出作りで焼畑を行うのか
6 自然保護の規制強化による焼畑の中断
7 南西部のこれから―取り巻く状況の変化の中で
第2部 置き換える
第4章 雑草の資源化?ボルガバスケット産業における材料の転換[牛久晴香]?
1 材料が「置き換わる」ときにみえてくること
2 ボルガタンガの草編み技術とボルガバスケット
3 ガーナの南部と北部
4 「資源化」前夜―1980年代のガーナの激動
5 ギニアグラスの大繁殖
6 キンカアシ流通ビジネスの成立
7 新しい材料がもたらした変化
8 「置き換わり」のダイナミズム―「資源」の動員と刷新
第5章 つかい,つくられるラオスの在来野菜[小坂康之]
1 日本語の「野菜」とラオス語の「パック」
2 家庭料理「タケノコスープ」にみる地産地消
3 自然環境と住民生業
4 市場で販売される野菜
5 ホームガーデンの役割
6 「生きた文化財」としての在来野菜
第6章 新しい生態系をつくる[伊谷樹一]
1 開発と環境保全のはざま
2 鳥が森をつくる
3 外来樹の導 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 京都大学学術出版会
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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