人文学・社会科学の社会的インパクト
発売日:2023年3月
- ページ数
- 354,4p
- ISBN
- 978-4-588-15132-3
- 著者情報
- 加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。哲学・倫理学
松塚 ゆかり(マツズカ ユカリ)
コロンビア大学大学院博士課程修了。Ph.D.(コロンビア大学)。一橋大学森有礼高等教育国際流動化機構教授。教育経済学
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商品説明
人文学・社会科学の危機が叫ばれて久しい。しかし、この危機はどこにあり、何に由来するのか。その本質は何か。本論集では「社会的インパクト」という概念を独自に設定して人文学・社会科学の社会的意義を解明し、この危機を克服する方途を探る。高等教育のあり方、大学とは何かを問い、海外の取り組みの紹介とともに、文系学部廃止論、日本学術会議、学び直しなどの政策、国内外の若手研究者が抱える問題まで、多岐にわたり問題を提起する。
人文学・社会科学の危機が叫ばれて久しい。しかし、この危機はどこにあり、何に由来するのか。その本質は何か。本論集では「社会的インパクト」という概念を独自に設定して人文学・社会科学の社会的意義を解明し、この危機を克服する方途を探る。高等教育のあり方、大学とは何かを問い、この危機に対する海外の取り組みの紹介とともに、文系学部廃止論、日本学術会議、学び直しなどの政策、国内外の若手研究者が抱える問題まで、多岐にわたり問題を提起する。
目次
編者前書き 学問の「自律性」と学問の「公共性」(加藤泰史)
第I部 人文学・社会科学の現代的危機とは何か?
第1章 イノベーションを哲学する──「批判的ファシリテーター」としての哲学(加藤泰史)
第2章 文系学問の危機とは何か──意味世界への探究の再興のために(盛山和夫)
第3章 政策形成と人文学・社会科学の役割──日本学術会議を事例に(町村敬志)
第II部 海外の人文学・社会科学の現状
第4章 中国における人文・社会科学の振興と課題について(王青)
第5章 アメリカにおける人文学および社会科学の影響力、あるいは開花、開錠、関連づけ──学部学生の知性へのシスター・ミリアム・ジョセフ『トリウィウム』(一九四八)学修課程の効果(一つのケーススタディ)(ジェニファー・ユルマン/高畑祐人?訳)
第6章 「人文学は我々が世界を理解するための助けとなる」──ドイツにおける人文学の状況について(ゲジネ・フォルヤンティ?ヨスト/府川純一郎?訳)
第III部 人文学・社会科学の社会的インパクトとは何か?
第7章 人文学の社会的意義の説明──メタ倫理学に社会的意義はあるか?(蝶名林亮)
第8章 人文学への憧れと社会科学的営為としての経済哲学──福祉国家を戦争国家にしないために、いま、われわれがなしうること(後藤玲子)
第9章 学び直しと人文学・社会科学のインパクト(松塚ゆかり)
第10章 技術の発達によって人間はどう変わるか──ベンヤミン、そしてゲーテ(久保哲司)
第11章 個別性と普遍性が共存する文学の力──人間の生と社会改革への眼差し(ギブソン松井佳子)
第IV部 若手研究者の現状
第12章 競争で燃え尽きた世代──教授職とプレカリアートの狭間にあるドイツの若手人文科学者たち(ドロテア・ムラデノヴァ/桐原隆弘?訳)
第13章 人文学・社会科学(社会学、歴史学、哲学・思想)における若手研究者の現状──新型コロナウイルス ほか
商品詳細
- 出版社名
- 法政大学出版局
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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