ヴィクトリア朝の福澤諭吉と岩倉使節団 幕末維新期における〈知〉をめぐる旅
発売日:2023年5月
- ページ数
- 295,56p 図版14p
- ISBN
- 978-4-7664-2892-6
- 著者情報
- 太田 昭子(オオタ アキコ)
慶應義塾大学名誉教授。1981年、東京大学教養学部教養学科卒業、1986年、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程単位取得退学。専攻領域:日英関係史・近代日本対外交流史
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
異文化接触の旅から知へ。華やかなりしヴィクトリア朝全盛期。イギリスを訪れた福澤諭吉、新島襄、久米邦武、岩倉使節団。幕末維新の時代に彼らは何を求めたのか。それは“知”と向き合い、“知”をめぐる旅であった。
異文化接触の旅から知へ
ヴィクトリア朝全盛期、イギリスを訪れた福澤諭吉、新島襄、久米邦武と岩倉使節団。
幕末維新の時代に彼らは何を求めたのか。
それは〈知〉と向き合い、〈知〉をめぐる旅であった。
幕末維新期の日本人が体験した異文化接触の数々。本書では、第I部で福澤諭吉、第II部で新島襄と岩倉使節団別働隊、そして久米邦武と岩倉使節団本隊を取り上げ彼らの足跡をたどる。
1860年代から1870年代、イギリスは社会構造や教育面で大きく変化する転換期であり、教育は日英両国の近代化において通奏低音のように重要な存在だった。福澤諭吉、新島襄、久米邦武と岩倉使節団本隊がイギリスで見たもの、帰国後に日本で伝えようとしたものを探る。彼らの旅は、はたして何であったのか。
目次
序章
1 ヴィクトリア朝社会と階級
ガラスの天井と三つの視点/持てる者と持たざる者/19世紀半ばに訪れた転機/中流階級の細分化とヴィクトリア朝時代の倫理観
2 ヴィクトリア朝社会の教育概観
階級と教育/自助の精神と公教育の遅れ
3 本書の構成と構想
第I部 福澤諭吉と世界地理
幕末維新期の異文化接触と海外情報
第1章 海外関連の情報収集と伝播の変容
1 徳川時代における海外情報の収集――変容過程の概観
2 「居ながらにして知る」時代と福澤諭吉
第2章 日本における地理への関心――福澤諭吉の依拠した西洋地理教科書
1 地理への関心――地理教育の広まる土壌
2 福澤諭吉と海外の地理教科書
アメリカの地理教科書/イギリスの地理教科書
第3章 19 世紀イギリスにおける初等教育カリキュラムと地理教育
1 「学びの場」の風景――初等教育への道
2 イギリス地理教科書の特徴と地理教育の位置づけ
3 ウィルダースピンと地理教育
第4章 福澤諭吉の『世界国尽』
1 福澤諭吉の眼目と『世界国尽』の形式・構成
執筆の動機と眼目/『世界国尽』の構成/韻を踏む形式とGeography in Rhyme
2 『世界国尽』の内容とその意図
凡例と序文――「翻訳書」の真実とは/亜細亜洲と阿非利加洲/欧羅巴洲と北亜米利加洲/南亜米利加洲と大洋洲/「天文の地学」「自然の地学」「人間の地学」――『世界国尽』の枠組み
第5章 福澤の残したもの、残せなかったもの
1 幕末明治初期の初等教育とその変容
2 第I部のまとめとして
補章 19 世紀前半イギリスの地理教科書とゴールドスミスの功績
ゴールドスミスの地理教科書
1 ゴールドスミス地理教科書の誕生
2 Reverend John Goldsmith とは
3 ゴールドスミス地理教科書― ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 慶應義塾大学法学研究会叢書 別冊19
- 出版社名
- 慶應義塾大学法学研究会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。