「恨」とは何か? 韓国の文化的アイデンティティを読み解く
発売日:2023年1月
- ページ数
- 486p
- ISBN
- 978-4-89489-328-3
- 著者情報
- 上別府 正信(カミベップ マサノブ)
1970年生まれ。中央大学法学部卒、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程、及びソウル大学校人文大学宗教学科博士課程修了。博士(学術)2008、哲学博士2011。韓国の長安大学校、ソウル女子大学校副教授を経て、中央大学政策文化総合研究所客員研究員
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商品説明
「韓国的なもの」の根源に迫る。韓国文化のコンテクスト=文学・巫俗・朝鮮の美・金芝河、民衆神学・民主化運動、火病・甑山教、そして映画…。1970年から今日に至る50年間のその言説を徹底整理。個人・社会に通底する「恨」なるものを追究した画期的労作。
目次
はじめに
I 序論:恨とは何か?
1.恨という鍵概念の存在
2.恨とは何か。その語られ方。
3.本書の構成
II 恨 の定義:恨の言説に関する研究
1.主な恨の言説 33
2.恨の概念、及び構造に関する言説
3.恨の歴史的起源に関する言説
III 韓国の文化のコンテクストにみられる恨の概念:韓国的概念としての恨
【IIIの1 1970-80年代の恨の言説】
1.金素月と恨:恨のイメージの原型としての素月の詩
2.『春香伝』と恨:虚構の中に構築された恨の典型
3.パンソリと恨:再発見された恨を表象する芸術
4.民衆の生活と恨:宗教的救援のシステムとしての巫俗信仰
5.朝鮮の美と恨:柳宗悦の美術論をめぐる議論とアイデンティティ論の胎動
6.近代・現代の文学と恨:恨の悲劇性と恨をテーマとした作品
7.金芝河と恨:闘争的な恨のイメージの起源として
8.民衆神学、民主化運動と恨:恨の運動理論化と烈士の誕生
9.火病と恨:火病という研究対象の浮上と火病患者の語りを中心に
10.甑山教と恨:天地公事、解冤思想、『大巡典經』の中の恨、そのテキスト分析を中心に
【IIIの2 1990年代の恨の言説】
11.林權澤監督の映画『西便制』と恨:共同幻想としての恨、その熱風と郷愁
【IIIの3 2000年代以降の恨の言説】
12.メディアと恨:現在の恨の語られ方と言説の浸透
IV 日本文化のコンテクストにみられる“恨”:「恨とは韓国的概念か」という問いを通して
V 結論:韓国のアイデンティティ論としての恨
結論:韓国のアイデンティティ論としての恨
あとがき
参考文献・資料
索引
商品詳細
- 出版社名
- 風響社
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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