宮澤賢治×旭川 心象スケッチ「旭川。」を読む

松田嗣敏/著

発売日:2023年3月

  • 宮澤賢治×旭川 心象スケッチ「旭川。」を読む
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ページ数
372p
ISBN
978-4-89642-686-1
著者情報
松田 嗣敏(マツダ ツグトシ)
1958(昭和33)年北海道上川郡東旭川村(現旭川市)生まれ。旭川小学校、旭川中学校、旭川東高校(旧“旭川中學校”)を経て、北海道教育大学旭川分校(国語・国文専攻)卒。旭川市教育委員会等に勤務、元旭川市中央図書館館長(司書)。旭川宮沢賢治研究会呼掛人、宮沢賢治研究会会員、宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員

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商品説明

目次

作品以前
作品の印象
旭川。
植民地風の
こんな小馬車に
朝はやく
ひとり乘ることのたのしさ
「農事試驗場まで行って下さい。」「六條の十三丁目だ。」
馬の鈴は鳴り馭者は口を鳴らす。
黒布はゆれるしまるで十月の風だ。
一列馬をひく騎馬從卒のむれ、
この偶然の馬はハックニー たてがみは火のやうにゆれる。
馬車の震動のこころよさ
この黒布はすべり過ぎた。もっと引かないといけない
こんな小さな敏渉な馬を
朝早くから私は町をかけさす
それは必ず無上菩提にいたる
六條にいま曲れば
おヽ落葉松 落葉松 それから青く顫えるポプルス この辺に來て大へん立派にやってゐる 殖民地風の官舎の一ならびや旭川中學校
馬車の屋根は黄と赤の縞で もうほんたうにジプシイらしく こんな小馬車を 誰がほしくないと云はうか。
乘馬の人が二人來る
そらが冷たく白いのに この人は白い歯をむいて笑ってゐる。
バビロン柳、おほばことつめくさ。みんなつめたい朝の露にみちてゐる。

商品詳細

出版社名
未知谷
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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