知と奇でめぐる近世地誌 名所図会と諸国奇談
発売日:2023年3月
- ページ数
- 109p
- ISBN
- 978-4-582-36468-2
- 著者情報
- 木越 俊介(キゴシ シュンスケ)
1973年、石川県生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本近世文学
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商品説明
江戸という時代が多様に生み出した地誌は、土地の特性とその歴史性を提示し、読み手がそれを享受する高度に知的な営為である。その際、確実・客観的な記事の傍らで確たる物証のない話、信憑性に欠ける情報とどう向き合うか、書き手・読み手にとって未知の事柄をどう提供しようとするか。江戸時代後半、「奇」はどのように「知」の体系に位置づけられようとしていたか。
地域への関心が多様な地誌、名所図会や諸国奇談を生み出した近世後期、各地の今と歴史に向かう視線は妖異や奇譚をどう扱ったか。その仕方に知のありかとその変容を読みとる。
目次
1 十八世紀半ばの地誌と奇談(菊岡沾凉『諸国里人談』・『本朝俗諺志』
怪異研究と地誌 ほか)
2 寛政〜文化年間の名所図会にみる“奇”その一 秋里籬島作(第二次名所図会ブーム
籬島作名所図会の本文にみる“奇” ほか)
3 寛政〜文化年間の名所図会にみる“奇”その二 籬島以外の作(『伊勢参宮名所図会』について
『播州名所巡覧図会』について ほか)
4 諸国奇談ものの“奇”(諸国奇談ものブーム
諸国奇談ものの諸相 ほか)
5 知と奇の新たなる地平(『信濃奇談』について
『信濃奇区一覧』(『信濃奇勝録』)について ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- ブックレット〈書物をひらく〉 28
- 出版社名
- 平凡社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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