サーモン 人と鮭の物語
発売日:2023年1月
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商品説明
『鱈ー世界を変えた魚の歴史』など、数多くの世界的ベストセラーを生んだマーク・カーランスキーの最新作。本書を読めば、サーモンという魚がどんな魚なのか、人は歴史的にこの魚とどう関わってきたのか、今、サーモンはどういった状況に置かれているのか、といったことが理解できる。まず著者はサーモンがどんな魚なのかを、冒頭のPART1で紹介するのだが、ここで読者はサーモンの意外な生態を知って驚くかもしれない。サーモンが「生まれた川へ戻る」回帰性について知らない人は少ないと思われるが、「生まれた川へ戻らない」サーモンが種を持続させるために重要な役割を担っていることを知っているだろうか? あるいは同じサーモンでもベニザケとピンクサーモン(カラフトマス)では回帰率が違い、それぞれの種ごとに独自に仕組まれた生存戦略があるといったこと、サーモンの中で最も古いと考えられているのがサクラマスで、新しい種がピンクサーモンであることなど、著者は科学的な事実をわかりやすい言葉で明らかにしてくれる。次のPART2で、著者はサーモンと人間の関わりについて筆を進める。ここで私たちが知ることになるのは、人の手によるサーモン殺戮の歴史である。乱暴に言ってしまうと、産業革命以降の人類の発展の歴史は、そっくりそのままサーモンが絶滅へ向かう歴史でもあるのだ。そうして自分たちで殺しておきながら、殺し過ぎて食べる分がなくなると、今度は無理にでも増やそうとして、孵化場を発明し、ほぼ同時期に養殖を始めるわけだが、このあたりがPART3で語られ、最後のPART4でサーモンの、あまり明るいとは思えない将来が語られる。
目次
序章 二人の漁師 7
パートI ヒーロー31
第1章 サケとマス 32
第2章 英雄の生涯45
パートII 人間という天敵64
第3章 サーモンの起源65
第4章 古風な新世界人89
第5章 東洋にいる黄金の魚110
第6章 新世界前夜115
第7章 白人がやって来た125
第8章 行き場のないサーモン148
パートIII 解決しない解決策158
第9章 絶滅危惧? じゃあ作ろうか159
第10章 海の家畜182
第11章 フライフィッシングに正義はあるか200
パートIV 危険な未来228
第12章 大西洋エレジー229
第13章 太平洋バラード254
第14章 旅立つ黄金の魚 276
エピローグ 私たちの責任290
訳者あとがき293
商品詳細
- 出版社名
- ふらい人書房
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:SALMON
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