日本の境界 国家と人びとの相克
発売日:2022年11月
- ページ数
- 190p
- ISBN
- 978-4-8329-6888-2
- 著者情報
- 池 〓周直美(チヒョンジュウ ナオミ)(Boyle,Edward)
現職、北海道大学公共政策大学院准教授。専門、東アジア現代政治、移民、ジェンダー、社会的包摂
ボイル,エドワード(ボイル,エドワード)
現職、国際日本文化研究センター准教授。専門、境界研究、文化遺産論、地政学、地図学
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商品説明
地理的な国境変更や国境政策のみならず、境界地域に暮らす人々の意識の多層性や変容、難民受入れや外国人労働者問題、無国籍など人びとの視座からみた国家の境界性を考察。現在の日本が抱える社会問題を、境界をキーワードに国家と人びとの相克として分析する意欲作。
目次
序 論 日本の境界・国境を問う(エマニュエル・ブルネイ=ジェイ、池 ヒョン周 直美、エドワード・ボイル)
はじめに
1.「自然な国境」という神話
2.人びとと領域の相克
3.本書の構成
おわりに
第1部 境界地域と国のかたち
第1章 「フロンティア北海道」を考える(ノウェル・ウィルソン)
はじめに
1.1968年の祝祭――内地へ同化する「フロンティア」
2.2018年の祝祭――「フロンティア」への自問
おわりに
第2章 国境を築く――「北方領土」に関するアクター、利害、象徴(アレクサンダー・ブフ)
はじめに
1.島の返還を求めた初期の草の根運動
2.領土返還運動の大義と北海道庁
3.北海道内の返還運動から国民的な使命へ
おわりに
第3章 「引きちぎられた」南の境界――「日本」と沖縄と奄美のあいだ(天野尚樹)
はじめに
1.北緯50度線/30度線――引き剥がされた北/引きちぎられた南
2.北緯27度線/27度半線――奄美の脱琉球化、あるいは琉球の沖縄化
おわりに
第2部 難民、移民、無国籍
第4章 引揚を難民として考える――大日本帝国崩壊の再評価(ジョナサン・ブル)
はじめに
1.難民としての引揚者
2.民族移動としての帝国後の日本人の移動
おわりに
第5章 「難民」という名の言説――脱北、シリア、ジェンダー(大茂矢由佳、明石純一)
はじめに
1.難民の定義と多様化する「難民」
2.難民該当性をめぐる政治的議論
3.マスメディアにおける難民該当性の議論
おわりに
第6章 日本における「移民の第3の波」?(池 ヒョン周 直美)
はじめに
1.新しい在留資格および入国管理及び難民認定法の改正について
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 北海道大学出版会
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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