バレエ伴奏者の歴史 19世紀パリ・オペラ座と現代、舞台裏で働く人々
発売日:2023年1月
- ページ数
- 210,13p
- ISBN
- 978-4-276-25034-5
- 著者情報
- 永井 玉藻(ナガイ タマモ)
桐朋学園大学卒業、慶應義塾大学大学院を経て、パリ第4大学博士課程修了、博士(音楽学)。専門は西洋音楽史(特に19〜20世紀のフランス音楽)。2009〜11年度独立行政法人日本学生支援機構留学生交流支援制度による長期派遣留学生、2012年度フランス政府給費生、2013〜14年度独立行政法人日本学術振興会特別研究員(DC2)。現在、慶應義塾大学、白百合女子大学、桐朋学園大学ほか非常勤講師
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商品説明
音楽とダンスの融合に欠かせぬ舞台裏のプロフェッショナルその知られざる役割と変遷。
美しき音楽に合わせ流麗に舞うバレエ・ダンサーたち――観る者を魅了する華やかな舞台からはその存在すら感じることはできないが、ダンスと音楽という別々の芸術形態を繋ぐ極めて重要な役割を果たしているのが、バレエ伴奏者である。
今でこそ“バレエ・ピアニスト”専門クラスを設ける音楽大学も増えその存在が知られるようになってきたが、19世紀以前のバレエ伴奏は“弦楽器”で行われていた事実を知る人は少ない。職業として確立しはじめた19世紀パリ・オペラ座のバレエ伴奏者たちの活動や役割などを明らかにしながら歴史を辿り、“陰の立役者”バレエ伴奏者に光を当てる。
世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座エトワールM.エイマンやバレエ・ピアニストM.ディートラン、ウィーン国立歌劇場専属ピアニスト滝澤志野、新国立劇場プリンシパル米沢唯、東京フィル・コンサートマスター近藤薫…等へのインタビューも実施。また、現在の育成事情についても紹介する。
目次
■序
・ドガ、ダンス、オペラ座でのデッサン
・バレエ教師と楽器奏者
・ありふれた日常風景?
・バレエ伴奏者を取り巻く歴史の謎
―――Partie 1―――
■第1章 オペラ座とバレエの歴史
1.17?18世紀
・オペラ座バレエ団のなりたち
・権力者とオペラ座
2. 19世紀前半
・バレエの本格的な流行
3. 19世紀後半
・第二帝政期のオペラ座
・パレ・ガルニエの建設と落日のフランス・バレエ
4. 19世紀末
・ロシアにおけるバレエの発展
・プティパとチャイコフスキー
・その後のバレエと新時代
▼1870-1920年にパリで上演された代表的なバレエ作品一覧
◎Column:パリ・オペラ座バレエ団バレエ・ピアニストの仕事――ミシェル・ディートランさんに聞く
■第2章 バレエ教師は伴奏者――19世紀前半までの場合と音楽
・始まりは舞踊と伴奏の二刀流
・公的書類に「レペティトゥール」登場
【実例その1】ジャック=シャルル・ジョリィ
・稽古で演奏された音楽は?
【実例その2】ミシェル・サン=レオン
・サン=レオンの『ダンスの練習帳』
*1829年〔第1の練習帳〕/1830年〔第2の練習帳〕/1830年〔第3の練習帳〕
・楽曲の特徴について
・踊らない楽器の専門家へ
◎Column:踊る側にとってのバレエ伴奏者――バレエ教師、ダンサーに聞く
・アンドレイ・クレム(パリ・オペラ座バレエ団 バレエ教師)
・マチアス・エイマン(パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
■第3章 認められた副業――19世紀後半のバレエ伴奏者たち
・伴奏者専用楽譜「レペティトゥール譜」
・一人? 複数?
・10名のバレエ伴奏者
・総裁義務書での規定
【実例その3】ギュスターヴ・コロング
・バレエ伴奏者になるには?
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 音楽之友社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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