カトリシズムと生活世界 信仰の近代ヨーロッパ史
中野智世/編著 前田更子/編著 渡邊千秋/編著 尾崎修治/編著
発売日:2023年2月
- ページ数
- 310,6p
- ISBN
- 978-4-326-20064-1
- 著者情報
- 中野 智世(ナカノ トモヨ)
1965年生。成城大学文芸学部教授。専門はドイツ近現代史・社会史
前田 更子(マエダ ノブコ)
1973年生。明治大学政治経済学部教授。専門はフランス近現代史
渡邊 千秋(ワタナベ チアキ)
1967年生。青山学院大学国際政治経済学部教授。専門はスペイン現代史・地域研究
尾崎 修治(オザキ シュウジ)
1962年生。静岡県立大学広域ヨーロッパ研究センター客員研究員。上智大学等で非常勤講師。専門はドイツ近現代史
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商品説明
人々の暮らしの中の宗教実践から婚姻、家族、生殖、死、さらに児童性虐待の問題まで、近代ヨーロッパを舞台に展開されるカトリシズムの過去と今を探る。
暮らしの中の宗教実践から婚姻、家族、生殖、死、児童性虐待まで、近代ヨーロッパを舞台に展開されるカトリシズムの過去と今を探る。
本書は、ヨーロッパの伝統宗教であるカトリシズムを手がかりに、近代社会における宗教の役割を人々の生活世界に着目して明らかにする試みである。日々の生活や習慣、人とのつながり、人生の選択や生き方をも左右する宗教の力を、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ハンガリー、アイルランドの事例から考察する。
目次
序[中野智世]
第1章 もう一つの母性愛――アイルランドにおけるカトリックの里親たち[勝田俊輔]
一 母性とカトリシズム
二 アイルランドの捨て子養育院
三 「これまで目にしたうちでもっとも悲しい情景」
四 カトリックは里親失格?
五 カトリックの里親と母性愛
第2章 B・ガーボルの苦悩――一九世紀ハンガリーの離婚と(再)改宗[渡邊昭子]
一 死が二人を分かつまで
二 第一の嘆願書
三 第二の嘆願書
四 赦しの可能性
五 二つの制度の間で引き裂かれる生
第3章 近代を生きる修道女たち――ドイツの慈善修道会施設にみる信仰・労働・生活[中野智世]
一 近代化の中の「聖女」
二 聖と俗との境界で――帝政期における女子修道会
三 慈善施設シェーンブルンの修道女たち
四 修道女たちの日常生活――修道女規則から読み解く
五 修道女という人生選択
第4章 女性平信徒と公共圏――スペイン・カンタブリア地方におけるアクシオン・カトリカ婦人部の活動を例に(一九一二〜一九三六)[渡邊千秋]
一 アクシオン・カトリカ婦人部創立の背景
二 サンタンデール司教区における「婦人部」創立
三 プリモ・デ・リベーラ独裁体制期の活動
四 第二共和政期の活動
五 女性平信徒と公共圏
第5章 生殖と信仰――両大戦間期フランスのカトリシズムにおける避妊をめぐる議論[長井伸仁]
一 カトリシズムにおける生殖
二 人口問題とフランス教会
三 「天からの贈り物」
四 同床異夢
第6章 カトリック女性教員とライシテ――フランス政教関係の社会史[前田更子]
一 政教分離体制の中の個人
二 ダビデ運動の誕生と公教育のカトリック・ネットワーク
三 三つのフランスのはざまで
四 ダビデにとってのカトリシズムとライシテ
五 ジェンダー、公と私
第7章 独ソ戦に従軍した司祭ペラウの日常[尾崎修治]
一 戦場における宗教
二 軍隊に入った司祭
三 最前線の野戦病院
四 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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