猛き朝日
発売日:2023年2月
- ページ数
- 526p
- ISBN
- 978-4-12-005629-1
- 著者情報
- 天野 純希(アマノ スミキ)
1979年生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知大学文学部史学科卒業後、2007年に「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。19年『雑賀のいくさ姫』で第8回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞
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商品説明
平安末期。十二歳の少年・駒王丸は、信濃国の武士・中原兼遠の養子として、自然の中でのびのびと育つ。兼遠の息子たちとも兄弟のように仲良く過ごすが、彼は実の父と母の名も、自分が何者なのかも、いまだ知らずにいた。ある日、駒王丸はささいなきっかけから、同じく信濃の武士の子と喧嘩になる。同等の家格であるにもかかわらず、後日、当主が謝罪に訪れ、深々と頭を下げて言った。「駒王丸殿はいずれ、信濃を束ねる御大将となられる御方。我ら信濃武士は、ゆくゆくは駒王丸殿の旗の下に集わねばならぬ」駒王丸、のちの木曾義仲の波瀾の生涯が始まろうとしていた。この男が幕府を開いていれば、殺戮の歴史はなかったかもしれない。日本史上最も熱き敗者の鮮烈なる三十一年。
「彼の一生は失敗の一生也。彼の歴史は蹉跌の歴史也。彼の一代は薄幸の一代也。然れども彼の生涯は男らしき生涯也。」――芥川龍之介
平安末期。十二歳の少年・駒王丸は、信濃国木曽の武士・中原兼遠の養子として、自然の中でのびのびと育つ。兼遠の息子たちとも実の兄弟のように仲良く過ごすが、彼は父と母の名も自分が何者なのかも、いまだ知らずにいた。
ある日、駒王丸はささいなきっかけから、同じく信濃の武士の子・根井六郎と喧嘩になる。だが、同等の家格であるにもかかわらず、六郎と根井家当主が後日謝罪に訪れる。二人は畏れ多そうに深々と頭を下げて言う。
「駒王丸殿はいずれ、信濃を束ねる御大将となられる御方。我ら信濃武士は、ゆくゆくは駒王丸殿の旗の下に集わねばならぬ」
初めて知る実父の存在、自らの壮絶な生い立ち。駒王丸、のちの木曽義仲の波乱の生涯が始まろうとしていた。
類い希なる戦の腕で平家を追い落とし、男女貴賤分け隔てない登用で、頼朝・義経より早く時代を切り拓いた武士。
彼が幕府を開いていれば、殺戮の歴史はなかったかもしれない。
日本史上最も熱き敗者、「朝日将軍」木曽義仲の鮮烈なる三十一年。
商品詳細
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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