マルクスの経済理論 MEGA版『資本論』の可能性
発売日:2023年2月
- ページ数
- 362p
- ISBN
- 978-4-00-024835-8
- 著者情報
- 宮田 惟史(ミヤタ コレフミ)
1983年生まれ。現在、駒澤大学経済学部教授。専門は経済理論・経済学史。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学後、北海学園大学経済学部専任講師、駒澤大学経済学部准教授、ロンドン大学・SOAS客員研究員などを経て現職。第7回経済理論学会奨励賞受賞
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商品説明
現代社会が直面する問題の根源は資本主義システムにある。歴史上、資本主義社会をもっとも深く分析したマルクスの経済理論の意義はいまだ失われてはいない。マルクスが紡いだ一つ一つの概念に光をあて、MEGAの新資料にもとづき『資本論』を丹念に読み解くことで、そのテキストがもつ今日的な可能性が見えてくる。「マルクスなきマルクス経済学」から脱却し、その到達点を正確につかむ最新の研究成果。
その思想的側面が注目を浴びることはあっても、経済理論としては見向きされなくなってしまったマルクス。しかし、経済学批判としてのマルクスの意義はいまだ失われてはいない。一つ一つの概念に光をあて、その経済理論の可能性を内在的に描きだすことはできるのか。『資本論』の到達点を正確につかむ最新の研究成果。
目次
まえがき
凡例
序 章 本書の課題と視角
1 本書のアプローチ
2 新しい研究段階──経済学部門のMEGA 研究
3 本書の構成
第I部 資本主義システムの存立根拠
第1章 マルクスの経済理論の課題と方法
はじめに
1 『資本論』の主題と研究領域
2 『資本論』と現代
3 『資本論』は「未完」か
4 『資本論』の方法
5 経済学批判
6 経済理論と歴史把握
7 資本主義システムの矛盾──それが諸個人にアソシエーションを促迫する
おわりに
第2章 市場──均衡論批判の基礎
はじめに
1 市場と均衡
2 セー法則の基本命題
3 セー法則の成立根拠
4 マルクスのセー法則批判
5 均衡論と貨幣数量説との表裏一体性
おわりに
第3章 貨幣──貨幣数量説批判
はじめに
1 貨幣数量説の基本命題
2 貨幣数量説の存立根拠
3 マルクスの貨幣数量説批判
4 マルクスの外生的貨幣供給論批判
おわりに
第4章 資本主義の存立根拠──所有基礎論批判
はじめに
1 所有基礎論批判
2 労働を基礎とする社会把握と賃労働
3 所有・支配・搾取する力の発生根拠
4 賃労働を強制する諸力
5 分配を規定するものは何か
6 主体の対象にたいする能動的行為
7 生産関係と生産力との矛盾
おわりに
第II部 資本主義システムの矛盾と危機
第5章 剰余価値と資本蓄積──資本の生産過程における支配・矛盾
はじめに
1 資本とは何か
2 市場の外面性批判──市場から生産過程の分析へ
3 絶対的剰余価値の生産における支配・矛盾
4 相対的剰余価値の生産における支配・矛盾
5 資本の再生産──商品生産の所有法則批判
6 資本主義的蓄積の一般的法則
おわりに
第6章 資本の流通過程と再生産──社会的再生産の撹乱条件
はじめに
1 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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