電気化学インピーダンス法 原理・測定・解析「第3版」

板垣昌幸/著

発売日:2022年12月

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版数
第3版
ページ数
194p
ISBN
978-4-621-30779-3
著者情報
板垣 昌幸(イタガキ マサユキ)
東京理科大学理工学部教授。学歴、平成5年3月東京工業大学理工学研究科博士課程修了学位。工学博士(東京工業大学、平成5年3月)。職歴、平成4年4月から平成5年6月日本学術振興会特別研究員。平成5年7月から平成6年3月フランス・ブルゴーニュ大学研究員。平成6年4月東京理科大学理工学部助手。講師・助教授を経て現職。専門分野、電気分析化学

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商品説明

電気化学インピーダンス法の原理と解析について、必要な基礎知識をすべて学べる指南書です。たとえば、周波数応答解析装置を用いることでインピーダンススペクトルを容易に測定できますが、逆にブラックボックス化してしまう危険性があります。無駄なデータの測定を避けるために、適切な実験条件を設定する必要があり、本書では必要な概念を覚えることができます。また、適用分野が多岐に渡ることから、用いる解析方法も想定対象に依存してバリエーションに富みますが、あらゆるバリエーションに応用できる基礎力をつけることができます。第3版では、さらに、アドミッタンス、複素キャパシタンス、電流線分布について加筆しました。

電気化学インピーダンス法は、腐食防食・めっき・キャパシタなど金属表面処理分野での中心的測定法として用いられており、さらに全個体型電池の開発・自動車用固体高分子形年長電池・リチウムイオン二次電池などエネルギーデバイスに関する利用も再認識されてきている。最近ではセンサー・水素製造・半導体界面を含む電子デバイスへの応用など、新しい分野での関心も深まっている。

電気化学インピーダンス法は、非常に広範囲な分野に応用されているが、用いる等価回路などの解析方法も、測定対象に依存して、バリエーションに富んでいる。そこで「原理を理解して、応用につなげる」ことを目的として、応用分野にかかわらず、共通して必要な基礎原理、測定法、解析法をやさしく解説している。

第2版の発行から10年が経過し、第3版では、アドミッタンス・複素キャパシタンス、および電子線分布についての加筆や見直しを行った。

目次

第1章 電気化学インピーダンス法への手引き
 1.1 電気化学インピーダンス法とは何か?
 1.2 電極反応と電気化学インピーダンスの関係
 1.3 電気化学インピーダンス法の利用
 1.4 インピーダンス解析に用いる基礎数学
  1.4.1 複素平面
  1.4.2 複素平面上でのインピーダンス表記法
  1.4.3 必須公式
第2章 電気化学インピーダンス法の原理
 2.1 電気化学測定の中での電気化学インピーダンス法の位置づけ
 2.2 電気化学測定に必須な公式
 2.3 時間領域と周波数領域での解析
 2.4 電気化学インピーダンス法の適用条件
第3章 実験装置
 3.1 電極
  3.1.1 作用極
  3.1.2 対極
  3.1.3 参照極
 3.2 電気化学セル
  3.2.1 二電極セル
  3.2.2 三電極セル
  3.2.3 四電極セル
第4章 電気化学インピーダンス測定法と機器
 4.1 測定機器
  4.1.1 ポテンシォガルバノスタット
  4.1.2 オシロスコープ
 4.2 FRAの原理
  4.3 FRAを用いたインピーダンススペクトルの測定
   4.3.1 電位制御による電気化学インピーダンスの測定
   4.3.2 電流制御による電気化学インピーダンスの測定
   4.3.3 ノイズ対策
  4.4 その他のインピーダンス測定法
   4.4.1 古典的測定法
   4.4.2 高速フーリエ変換(FFT)による方法
第5章 電気化学インピーダンスのデータ処理
 5.1 電位-電流曲線と電荷移動抵抗の関係
 5.2 各素子のインピーダンス
  5.2.1 正弦波信号の複素数表示
  5.2.2 3種の素子のインピーダンス
 5.3 インピーダンスの合成
 5.4 インピーダンススペクトルの表記法
 5.5 RC直列回路のインピーダンス
 5.6 RC並列回路のインピーダンス
 5.7 インダクターLを含むインピーダンス
 5.8 CPEを含む等価回路
 5 ほか

商品詳細

出版社名
丸善出版
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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