〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと

坂口ふみ/著

発売日:2023年1月

  • 〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと
  • 〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと
  • 〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと
  • 〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと
ページ数
411p
ISBN
978-4-00-600460-6
著者情報
坂口 ふみ(サカグチ フミ)
1933年生まれ、1957年東京大学教養学部ドイツ科卒。同大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。Dr.phil.(M¨unchen)東京大学助教授、東北大学教授、清泉女子大学教授を歴任。東北大学名誉教授

¥1,892 税込

8 nanacoポイント

8 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

イエスの隣人愛の教えは、彼の死後ギリシア・ローマの哲学言語によって体系化教義化されていく。その過程で生じた、神と人、普遍と個の関係をめぐる論争のなかから、個の個的存在性を指し示す概念を中心とする新たな存在論が現れた。個の「かけがえのなさ」「尊厳」へと連なる、この存在論が古代末期から中世初期に東地中海世界の激動のなかで形成された次第を、哲学・宗教・歴史を横断し伸びやかな筆致で描き出す。

イエスの隣人愛の思想がその死後ギリシア・ローマの哲学的言語によって教義化されていく過程で、新たな存在論が作り出された。個の個的存在性(かけがえのなさ)を指し示す概念を中心とするこの存在論が古代末期から中世初期に東地中海世界の激動のうちで形成された次第を、哲学・宗教・歴史を横断し伸びやかな筆致で描き出す。(解説=山本芳久)

目次

はじめに

序 章 カテゴリー
  カテゴリー
  隣 人
  迂回(一)――隣人からキリストへ
  迂回(二)――キリストからキリスト教思想へ

第一章 いくつかの日付
 1 教義論争の意味
 2 いくつかの日付
 3 コンスタンチヌスとビザンツ的構造
 4 ニカイア公会議
 5 パルメニデスの裔
  ? 論争のきっかけ
  ? パルメニデスの裔
 6 旧約伝統のヘラス化
 7 パルメニデスに背くもの
  ? アリウスとアタナシウス
  ? ホモウシオス――何が同一なのか
  ? いくつかの解答
   解答(一)――ネオプラトニズム風
   解答(二)――ウシアとヒュポスタシスの区別
   解答(三)――私の心の省察から神へ
 8 第一コンスタンチノポリス公会議

第二章 ヒュポスタシスとペルソナ
 1 東方の息吹き
 2 迷子になった概念
  ? ヒュポスタシス
  ? ピュシス
 3 翻訳による変貌
  ? 顔――ペルソナとプロソーポン
  ? ペルソナ
 4 概念のポリフォニー

第三章 カルケドン公会議――ヨーロッパ思想の大いなる転換点
 1 前 史
  ? 帝国の政治
  ? 教会政治と教理
   オリゲネスとアポリナリスにおける二本性と一本性
   ネストリウスとキュリルスにおける二本性と一本性
   エフェソスの公会議
   合同信条
   盗賊会議
 2 カルケドン公会議
  ? 第一・第二会議
  ? レオの書簡――西方世界のメッセージ
  ? カルケドン信経の成立――第三会議から第五会議まで
  ? カルケドン信経の問題点
 3 カルケドン以後
  ? キュリルス左派の抵抗
  ? 「統一令(ヘノティコン)」と東西教会の分裂
  ? 単性説の理論家セヴェルス
 4 ユスチニアヌスの路線
  ? カルケドン派の勝利と変貌――ユスチヌスとユスチニアヌスの政治
  ? 第二コンスタンチノポリス公会議

商品詳細

シリーズ名
岩波現代文庫 学術 460
出版社名
岩波書店
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ