積極的に治さない瞑想箱庭療法
発売日:2022年12月
- ページ数
- 289p
- ISBN
- 978-4-393-71416-4
- 著者情報
- 大住 誠(オオスミ マコト)
1952年神奈川県生まれ。青山学院大学文学部卒業。武蔵野女子大学大学院で臨床心理学を学ぶ。高校教諭、県教育センター指導主事(教育相談研究室)などを経験し、現在、大住心理相談室室長、医学博士、臨床心理士、同朋大学大学院特任教授、聖マリアンナ医科大学非常勤講師、新泉こころのクリニック特別顧問。1991年に住職を務める法閑寺(真宗大谷派)に大住心理相談室を開設(開業臨床心理士)
朝倉 新(アサクラ アラタ)
1962年生まれ。佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)卒業。新泉こころのクリニック(神奈川県茅ヶ崎市)で、小児思春期を中心にした精神科医療を行なっている
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商品説明
治療者と患者が瞑想することによって、治療者の侵襲性が排除される、画期的な心理療法。河合隼雄氏の自然モデルを引き継ぎ完成した瞑想箱庭療法の理論と実践をわかりやすく解説。
心理療法に伴う侵襲性という副作用に注目し、河合隼雄の提唱した自然モデルを発展させた、新しい箱庭療法のあり方。瞑想を取り入れることで、治療者が積極的に治そうとしない、患者の自己治癒力を活かす画期的な方法論と実践を解説。
※お届け日が変更になりました
12月19日→12月20日
目次
はじめに
[理論編]
第一章 心理療法の副作用について
(1)心理療法の副作用とは何か?
心理療法にともなう治療者のクライエントに対する操作性と侵襲性/背後に存在する面接構造の問題/技法としての「共感」がはらむ問題
(2)「因果的思考」を超える瞑想箱庭療法
(3)心理療法の成立しないポストモダン的自我
ポストモダンの状況と心の病/ポストモダンの状況における心の回復
第二章 新しい試みとしての「積極的に治そうとしない方法」を求めて
(1)自然モデルの心理療法とは
(2)自然モデルの臨床場面での実践――「対自的関係性」の重視
(3)「他力」と中動態
第三章 瞑想箱庭療法の理論と実際について
(1)従来の箱庭療法と瞑想箱庭療法
(2)瞑想箱庭療法の理論的考察
瞑想について/瞑想における環融体験・環融空間の深層心理学的意味
(3)日記面接において――森田療法と瞑想箱庭療法
(4)瞑想箱庭療法と森田療法との相違
(5)瞑想箱庭療法の実践方法――面接の流れの掴み方
第四章 瞑想箱庭療法の思想的源泉を東洋思想に尋ねる
(1)「道家」の自然論について
(2)万物斉同について
(3)忘我の瞑想としての坐忘について
(4)「照明」と「自覚」について
(5)親鸞の他力
[実践編]
第五章 事例研究
(1)事例一――解離性障害、起立性障害と診断された思春期女子の事例
解離性障害、起立性障害とは/事例の概要/第一期 環融体験、環融空間の成立の時期/第二期 心的外傷体験の想記が可能となる時期/第三期 症状が寛解する時期/考察
(2)事例二――不安性障害、うつ病性障害と診断された成人男子の事例
事例の概要/第一期 環融体験・環融空間の成立期/第二期 外界に身体感覚が開かれていく時期/第三期 症状の寛解とともに「生の欲望」が高まる時期/考察
(3)事例三――境界性パーソナリティ障害と診断された成人女子の事例
事例の概要/第一期 環融体験・環融空間の成立期/第二期 症状の寛解と、怒り、寂しさや空虚感を受容できるようになる時期/考察
(4)事例四――「発達障害(ASDを併存 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 春秋社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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