柳田國男のペン 書入れにみる後代へのメッセージ
発売日:2022年11月
- ページ数
- 291p
- ISBN
- 978-4-87449-077-8
- 著者情報
- 茂木 明子(モギ アキコ)
昭和25年1月、東京都杉並に生まれる。昭和47年成城大学文芸学部文化史コース卒業。成城大学柳田文庫・文化史研究室の非常勤副手、同大学民俗学研究所専任副手、職員(書記、主任)として勤務。定年後の嘱託職員を経て、現在は同大学民俗学研究所研究員
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商品説明
柳田文庫には柳田が赤や黒のインク等で記した書入れ文字や印が付されている書物が少なからずある。書入れには、忌憚のない読後感等が記されており、柳田の民俗学という新しい学問を発展させたいという強い熱意や研究者育成の情熱が表出されている。
成城大学民俗学研究所で、柳田文庫に収蔵されている書物は、雑誌・別刷類も含めると約三万六千冊です。その中に、柳田が赤や黒のインク等で記した書入れ文字や印が付されている書物が少なからずあり同研究所では、柳田が文字の書入れを行なっている本には、貴重書の印、書入れが少なく注意符号主体の書物には準貴重書の印である〇印をラベルに押印する作業を行っていましたので、手に取ることは容易でした。しかし、独特の美意識を有している柳田の文字は、漢字・カタカナ・平かなで記されたくずし字で、美しくさえありましたが、メモ的な文字やインクのにじみ等もあり読み解くのに難渋しました。この書入れには、忌憚のない読後感等が記されており、柳田の民俗学という新しい学問を発展させたいという強い熱意や研究者育成の情熱が表出されていると感じられました。平山敏治郎先生のご協力を得て、先生逝去後に調査した図書を加えて合計四五七冊を第一部の「柳田國男蔵書の書入れ」として本書に収録しました。
目次
はしがき
凡 例
第一部 柳田國男蔵書の書入れ
一 柳田國男関係書物(著書、編著書、著作収録書等)
二 叢書・全集 44
三 民俗学(総記、民俗誌、衣食住、生業、通過儀礼、年中行事、祭・信仰、口承文芸)
四 郷土誌 99
五 南島(沖縄、奄美大島・薩南諸島)
六 民族学、人類学、考古学
七 教育、心理、宗教
八 歴史・地理
九 言語、方言
十 文学
第二部 柳田國男の書入れに込められた世界観
一 書入れにみる注意符号の意味
二 注意符号と語彙採集
三 特筆すべき評価・批判等の書入れ
四 南島文献の書入れと沖縄研究への想い
参考文献
人名・書名索引
商品詳細
- 出版社名
- 慶友社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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