年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活
発売日:2022年11月
- ページ数
- 219p
- ISBN
- 978-4-06-529928-9
- 著者情報
- 小林 美希(コバヤシ ミキ)
1975年茨城県生まれ。水戸第一高校、神戸大学法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社「エコノミスト」編集部記者を経て、2007年よりフリーのジャーナリスト。就職氷河期世代の雇用、結婚・出産・育児と就業継続などの問題を中心に活躍。2013年、「子供を産ませない社会」の構造とマタニティハラスメントに関する一連の報道で貧困ジャーナリズム賞受賞。『ルポ 正社員になりたい』(影書房、2007年度日本労働ペンクラブ賞受賞)など著書多数
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商品説明
「中間層」が完全崩壊した日本社会の「本当の危機」
平均年収443万円――これでは“普通”に暮らすことができない国になってしまった。ジャーナリストが取材してわかった「厳しすぎる現実」。
昼食は必ず500円以内、スタバのフラペチーノを我慢、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢、サイゼリヤは神、子どもの教育費がとにかく心配……
「中間層」が完全崩壊した日本社会の「本当の危機」とは?
目次
■第1部 平均年収でもつらいよ
●毎月10万円の赤字、何もできない「中流以下」を生きる
神奈川県・須藤慎太郎(48歳)・会社員・年収520万円
●「私は下のほうで生きている」コンビニは行かず、クーラーもつけない生活
東京都・米田美鈴(35歳)・自治体職員・年収348万円(世帯年収1000万円)
●不妊治療に対する経済的不安……「リーマン氷河期世代」の憂鬱
北陸地方・吉川耕太(33歳)・電車運転士・年収450万円(世帯収入900万円)
●教育費がとにかく心配……昼食は500円以内、時給で働く正社員
東京都・岡本由夏(44歳)・会社員・年収260万円(世帯年収1000万円)
●3人の子育てをしながら月13回夜勤をこなす看護師の激務
北陸地方・山木晴久(42歳)・看護師・年収670万円(世帯年収1300万円)
●夫婦で手取り65万円、「ウーバーイーツ」の副業でちょっとした贅沢を実現
東京都・葉山徹(41歳)・倉庫管理・年収660万円+副業(世帯年収約1500万円)
■第2部 平均年収以下はもっとつらいよ
●月収9万円シングルマザー、永遠のような絶望を経験した先の「夢」
東海地方・池田真紀(41歳)・秘書・年収120万円
●子どもに知的障がい、借金地獄……マクドナルドにも行けないヘルパーの苦境
茨城県・田村理恵(38歳)・介護ヘルパー・年収48万円(世帯年収400万円)
●コロナ失業…1個80円のたまねぎは買わない、子どもの習い事が悩みの種
北海道・加藤香(29歳)・清掃員・年収180万円(世帯年収540万円)
●共働きでも収支トントン、賃金と仕事量が見合わない保育士
東京都・川崎陽子(40歳)・保育士・年収300万円(世帯年収700万円)
●何もかも疲れた…認知症の母との地獄のような日常を生きる非常勤講師
埼玉県・松田彰人(56歳)・大学の非常勤講師・年収200万円
■第3部 この30年、日本社会に何が起きたのか?
私の原体験/「就職氷河期」に入って30年/「中間層が崩壊すれば、日本は沈没する」丹羽宇一郎さんの言葉/私たちは今、どんな社会に生きているのか/「中流」という意識の低下 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社現代新書 2684
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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