非平衡と相転移 メソスケールの統計物理学 新装版

川崎恭治/著

発売日:2022年11月

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ページ数
257p
ISBN
978-4-254-13144-4
著者情報
川崎 恭治(カワサキ キョウジ)
1930年滋賀県に生まれる。1959年米国デューク大学Ph.D(物理学)取得。京都大学教授、九州大学教授を経て、中部大学教授、九州大学名誉教授。専門領域は物性理論、統計物理学で1972年に仁科記念賞、1992年にフンボルト賞(ドイツ)、2001年にボルツマン賞を受賞

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商品説明

《本書は『非平衡と相転移』(2000年刊)を底本として刊行したものです》 ミクロとマクロの中間に位置する物理を連続体的観点を軸に記述した待望の書。〔内容〕非平衡とは/平衡相転移/気体の動力学/線形応答理論の概要/動的臨界現象/秩序化過程の動力学/運動方程式の縮約/微視的スケールのダイナミクス

目次

1. 非平衡と相転移とは:予備的考察
 1.1 はじめに
 1.2 非平衡の簡単な歴史
 1.3 平衡系の相転移論の簡単な歴史
 1.4 揺らぎの熱力学
    静的側面/動的側面
 1.5 巨視的法則の例:2成分流体
 1.6 ブラウン運動
 1.7 Appendix
    ルジャンドル変換/相反関係
2. 平衡相転移
 2.1 ランダウ理論
    熱力学的特異性/ランダウ理論の微視的解釈と問題点
 2.2 ギンズブルグ-ランダウ理論
    ギンズブルグ-ランダウ理論/ギンズブルグ-ランダウ理論の基礎
 2.3 スケーリング理論
 2.4 くりこみ群理論
 2.5 Appendix
    クロネッカーのデルタとディラックのデルタ関数との関係/静的な揺らぎと応答/(2.4.29),(2.4.30),(2.4.31)式の導出
3. 気体の動力学
 3.1 はじめに
 3.2 初等的理論
 3.3 ボルツマン方程式による輸送現象
    ボルツマン方程式の初等的導出/ボルツマンのH定理/気体における巨視的法則の導出/エントロピーの生成
 3.4 N粒子運動方程式からの導出
    クラスター展開/階層構造
 3.5 有限密度における気体の輸送現象
    輸送係数の密度補正/エンスコグ(Enskog)理論
 3.6 Appendix
    ボルツマン方程式の導出
4. 線形応答理論の概要
 4.1 力学的摂動
 4.2 熱的摂動
 4.3 輸送係数の性質
 4.4 ロングテールについて
5. 動的臨界現象
 5.1 非平衡における集団運動とモード結合
 5.2 粗視変数の運動学的方程式
    ブラウン運動理論からの類推/運動学的方程式の非可逆性/揺動散逸定理について
 5.3 可逆的モード結合項のセルフコンシステントな取り扱い
 5.4 臨界液体
    臨界液体のセルフコンシステントな取り扱い/臨界液体におけるレーリー散乱/秩序変数のみの閉じたフォッカー-プランク型の方程式/くりこみ群的考察
ほか

商品詳細

出版社名
朝倉書店
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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