氷河期を生き抜いた狩人矢出川遺跡「改訂版」
発売日:2022年11月
- 版数
- 改訂版
- ページ数
- 93p
- ISBN
- 978-4-7877-2247-8
- 著者情報
- 堤 隆(ツツミ タカシ)
1962年長野県佐久市生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了、博士(歴史学)。現在、明治大学黒耀石研究センター客員研究員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表。1992年藤森栄一賞受賞、2007年岩宿文化賞受賞、2014年日本旧石器学会賞受賞
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商品説明
長野県八ヶ岳野辺山高原、標高一三〇〇メートルを越す矢出川遺跡から、一万数千年前の後期旧石器が大量に見つかった。氷河期末の高原に狩人たちは何を求めてやってきたのか。細石刃(さいせきじん)と呼ばれる小さな石器から、彼らの移動生活と適応戦略に迫る。
日本で最初に細石刃が発見された矢出川遺跡。冬には零下二〇度にもなる高原に、なぜ旧石器人はやってきたのか?
長野県八ヶ岳野辺山高原、標高一三〇〇メートルを越す矢出川遺跡から、一万数千年前の後期旧石器が大量にみつかった。氷河期末の高原に狩人たちは何を求めてやってきたのか。
目次
第1章 高原のフィールドワーク
野辺山高原/地を這う分布調査/矢出川遺跡群/雪と泥にまみれて/旧石器文化編年への模索/地域研究者の情熱/矢出川の地形と地層/遺跡の広がりと石器ブロック
第2章 細石刃とは何か
すぐれた石器、細石刃/かたちと機能/細石刃をつけた道具─植刃器/高度なテクニック─細石刃技法/大量出土は何を意味するか?/細石刃文化の広がり/細石刃文化の更正年代/細石刃文化の起源
第3章 矢出川の古環境
1 氷期の古環境
泥水と戦いながら/花粉が語る環境変遷/狩人の原風景─ハシバミの疎林と草原/ナッツとベリー/細石刃がしとめた獲物
2 人びとの生活を支えた石材資源
黒曜石資源の開発/八ヶ岳周辺の石材資源環境/神津島産黒曜石搬入の謎/石材利用の変遷と選択性
第4章 氷期の高原に残された遺跡の謎
移動する民/高原に残された遺跡の謎/野辺山の有効環境/季節的移動の暮らし/黒曜石を携えて/氷期の適応戦略/細石刃の時代の終焉
商品詳細
- シリーズ名
- シリーズ「遺跡を学ぶ」 009
- 出版社名
- 新泉社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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